ページID:103318更新日:2022年8月9日

ここから本文です。

原始古代の技に学ぶ第6回「豪華な勾玉作り」

県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の大人の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催しております。

今年度第6回のものづくり教室は、第39回特別展「甲斐の勇者─その原像を探る─」の連携企画として、豪華な勾玉作りを開催いたします。

画像:勾玉の制作例
勾玉の制作例
画像を拡大(JPG:248KB)

勾玉の歴史は、古く縄文時代までさかのぼります。身分を象徴する装身具として貴重な石材やガラスで作られ、古墳時代には各地の権力者を飾り、数多く古墳に副葬されました。

画像:姥塚2号墳から出土した勾玉・管玉・切子玉
姥塚2号墳(笛吹市)出土・勾玉・管玉・切子玉
古墳時代後期・当館所蔵
勾玉・管玉はメノウ製(管玉は6点のうち1点はヒスイ製)、切子玉は水晶製

山梨県内各地の遺跡からも数多くの勾玉が発見されており、国指定史跡・甲斐銚子塚古墳の水晶製の勾玉をはじめ、塩部遺跡(甲府市)のヒスイ製の勾玉等が知られています。また、笛吹市の姥塚(うばづか)2号墳では金環やガラス玉、鉄鏃、刀子などの副葬品とともに、メノウ製の勾玉や管玉、水晶製の切子玉が発見されています。

画像:大小2種類の勾玉
勾玉の制作例(中央:青田石製、左右:黒滑石製)
画像を拡大(JPG:608KB)

画像:勾玉ネックレス
ネックレスの完成イメージ
画像を拡大(JPG:699KB)

今回のものづくり教室では古代の勾玉について学習するとともに、2種類の石材を加工してオリジナルの勾玉作りを体験していただきます。作品は青田石製の大サイズの勾玉(20✕25✕50mm)が1個と黒滑石製の小サイズの勾玉(20✕10✕35mm)が2個に加え、時間がある方は黒滑石製の管玉と小玉を各2個作成できます。作品は古代のコバルトブルーのガラス玉をイメージした管玉・小玉と組み合わせて、ネックレスに仕上げてお持ち帰りいただきます。

皆さまのご参加をお待ちしております。

参加者(来館者)の皆様へ

新型コロナウイルスの感染防止のため、入館時の検温や体調確認等、感染防止対策へのご協力をお願いしております。ご来館前に必ず次のページをご確認いただくとともに、感染予防にご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。

ものづくり教室のご案内

開催日時

令和4年9月10日(土曜日)
午前9時~午後1時

新型コロナウイルス感染症の状況により予定が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

会場

風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)

会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)

対象・定員

16歳以上の方・8名程度

参加費

1,800円
教材費およびイベント保険料です。参加時にお支払いください。

持ち物・服装

筆記用具、汚れてもよいタオル(研磨作業用)

活動しやすく汚れてもよい服装(エプロン等着用)でご参加ください。また、新型コロナウイルスの感染防止のため、必ずマスクを着用の上、ご参加くださいますようお願いいたします。

お申込み方法

参加には事前にお申込みが必要です。

風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申込みください。

令和4年8月10日(水曜日)より参加お申込みを承ります。お申込みが定員に達し次第、募集を締め切ります。

お申込み後、キャンセルまたはご欠席される場合は、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。

お申込み・お問合せ

風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)

電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287

受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日(8月15日は開館)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-3881)に問い合わせください。

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop