トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > 風土記の丘研修センター > ものづくり教室「チャレンジ博物館」 > チャレンジ博物館第3回「縄文時代の土製耳飾づくりにチャレンジ」
ページID:103248更新日:2022年6月15日
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県立考古博物館では月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。
今年度第3回のものづくり教室は、縄文時代の土製耳飾づくりにチャレンジします。
土製耳飾の制作例
土製耳飾(どせいみみかざり)は、日本では縄文時代中期から見られる装身具(アクセサリー)の一種です。
縄文時代の土製耳飾の形には耳栓のような栓状(せんじょう)耳飾や、古代中国の玉器・玦(けつ)のような玦状(けつじょう)耳飾があります。今回作成する栓状耳飾は、現在のピアスと同様に耳たぶに孔をあけて、孔に耳飾をはめ込むようにして装着していました。大きさは直径1cmほどから最大で10cmほどのものが確認されており、最初は直径の小さなものから装着し、徐々に直径の大きなものに付け替えていったようです。こうしたことから土製耳飾には単に装飾品や魔除けとしてだけではなく、装着者の年齢を示す意味もあったと考えられています。
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山梨県内では北杜市の金生(きんせい)遺跡出土品をはじめ、北杜市の酒呑場(さけのみば)遺跡や笛吹市の水口(みずくち)遺跡から縄文時代の土製耳飾が出土しています。
今回のものづくり教室では、縄文時代の装身具について学習していただくとともに、北杜市の金生遺跡から出土した栓状耳飾をモデルに、縄文時代の土製耳飾づくりを体験していただきます。
作品は実際に耳飾として装着できませんので、飾り紐と組み合わせてペンダントに仕上げてお持ち帰りいただきます。また、作品は2週間程度乾燥させた後、焼成して完成となります。あらかじめご了承ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
新型コロナウイルスの感染防止のため、入館前の検温や体調確認等の感染防止対策へのご協力をお願いしております。ご来館前に必ず次のページをご確認いただくとともに、感染予防にご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
令和4年7月3日(日曜日)
午前の部:午前9時30分~12時
午後の部:午後1時30分~4時
新型コロナウイルス感染症の影響により、予定が変更となる場合がございます。
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曾根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
午前の部・午後の部ともに、小中学生の子ども8名とその保護者(子どもの合計が16名)
汚れをぬぐうタオル
活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。また、新型コロナウイルスの感染防止のため、必ずマスクを着用の上、ご参加くださいますようお願いいたします。
無料
参加には事前にお申込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申込みください。
令和4年6月3日(金曜日)~17日(金曜日)の間、お申込みを承ります。
お申込みの際に参加ご希望の時間帯(午前の部または午後の部)をお伝えください。
お申込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は当選者への連絡をもって代えさせていただきます。(お申込みが定員に満たなかった場合、先着順にて追加募集いたします)
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)にお問い合わせください。