更新日:2023年2月22日
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新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、このイベントは開催中止となりました。すでに参加お申込みをいただいた皆様、参加をご検討いただいた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。
県立考古博物館では月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。今年度第6回のものづくり教室は第38回特別展「甲府城のすべて─石垣と瓦の考古学─」の連携企画として、江戸時代の藍染め(あいぞめ)にチャレンジします。
今回は令和2年度チャレンジ博物館第8回「江戸時代の藍染めにチャレンジ」と同じ内容です。より多くの子どもたちに参加していただくため、昨年度参加された方は、ご遠慮くださいますようお願いいたします。
藍染め(ハンカチ)の製作例
画像を拡大(左(JPG:1,423KB)/右(JPG:1,478KB))
藍染めは日本では主に蓼藍(たであい)という植物を染料とする染め物です。7世紀頃に中国大陸から蓼藍の栽培方法とともに藍染めの技法が伝来しました。藍色は平安時代までは宮廷や貴族など身分の高い人々が身に着ける高貴な色でしたが、鎌倉時代には藍染めの一種・褐色(かっしょく、かちいろ)が「勝ち」と結び付けられ、縁起が良い色として武士に愛好されました。
褐色とは黒色に見えるほど濃く染められた最も濃い藍染めです。藍は繰り返し染めるほど色が濃くなり、色の呼び方も変わります。
蓼藍から抽出した藍の染料(藍液)
染料に布を浸して色を染めますが、藍は繰り返し染めることで色の濃淡が変化していきます。
藍染めはどのような布地にもよく染まり、江戸時代には同時期に普及してきた木綿布との相性が良かったことから、庶民向けの衣類や雑貨にも広く普及していきました。街中を彩った藍染めの青は「ジャパンブルー」と称され、日本を象徴する色として現在も親しまれています。
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今回のものづくり教室では、江戸時代の山梨の様子や藍染めの歴史について学習していただくとともに、「絞り染め」による藍染めを体験していただきます。
絞り染めは染物の模様付けに使われる技法のひとつです。染める布の一部を縛ったり折ったり縫い留めたりして、染料が染み込まない部分を作ることで布に模様を表現します。今回のものづくり教室では、輪ゴムや割りばしを使って絞り染めの技法を体験していただきます。染め上がりがどのような模様になるか想像しながら絞り染めにチャレンジしてみましょう。
絞り染めによる模様付けの例(左:染色前の「絞った」布右:染色後の完成品)
新型コロナウイルスの感染防止のため、来館者の皆様には入館前の検温や体調確認等、感染防止対策へのご協力をお願いしております。ご来館前に必ず次のページをご確認いただくとともに、感染予防にご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
令和3年9月12日(日曜日)開催中止
午前の部:午前9時30分~正午
午後の部:午後1時30分~4時
新型コロナウイルス感染症の影響により、予定が変更となる場合がございます。
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
午前の部・午後の部ともに、小・中学生の子ども8名とその保護者(子どもが合計16名)
より多くの子どもたちに参加していただくため、令和2年度チャレンジ博物館第8回「江戸時代の藍染めにチャレンジ」に参加された方はご遠慮くださいますようお願いいたします。
エプロン、手をふくタオル、筆記用具、防水性のゴム手袋
活動しやすく汚れてもよい服装(エプロン等着用)でご参加ください。
新型コロナウイルスの感染防止のため、必ずマスクを着用の上、ご参加くださいますようお願いいたします。
無料
参加には事前にお申込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。
令和3年8月12日(木曜日)~26日(木曜日)の間、お申込みを承ります。
お申込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は当選者への連絡をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申込みが定員に満たなかった場合、先着順にて追加募集いたします)
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日
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このページに関するお問い合わせ先
ものづくり教室の詳細は、風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。
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