更新日:2021年2月12日
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県立考古博物館では月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。
今年度第12回のものづくり教室は、弥生時代の矢じりペンダントづくりにチャレンジします。
このものづくり教室は、キャンパスネットやまなし連携講座です。
矢じりペンダントの製作例
画像を拡大(JPG:517KB)
矢じり(鏃─やじり、ぞく)は矢の先端に取り付ける刺突具です。動物の骨や角、金属など様々な素材で作られましたが、石材を加工して作られた矢じり・石鏃(せきぞく)もそのうちの一つです。
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石の矢じりは時代が経るにつれて使われ方が変化していきました。弓矢が主に狩猟の道具として使われた縄文時代の矢じりは、矢が速く遠くまで飛び、獲物に命中しやすくなるよう、軽くて小さい矢じりが作られました。一方、弓矢が戦いの道具としても使われるようになった弥生時代の矢じりは、命中した時の打撃力が増すよう、重くて大きい矢じりが作られました。
山梨県内では、甲斐市の金の尾(かねのお)遺跡や、笛吹市の身洗沢(みあらいざわ)遺跡、甲府市の東山北遺跡などから、弥生時代の石の矢じりが出土しています。
矢じり作りの様子
今回のものづくり教室では、石の矢じりが盛んに作られた縄文時代と弥生時代の特徴や、石器づくりについて学習していただくとともに、黒滑石を使った弥生時代の矢じり作りを通じて、古代の石器作りを体験していただきます。
なお、安全性を考慮して、作品は先端や縁が鋭利にならないよう加工するとともに、穴を開けてひもを通し、ペンダントに仕上げてお持ち帰りいただきます。あらかじめご了承ください。
皆さまの参加お申込みをお待ちしております。
令和3年3月14日(日曜日)
午前の部:午前9時30分~正午
午後の部:午後1時30分~4時
新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更となる場合がございます。
風土記の丘研修センター・実習室
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
午前の部・午後の部それぞれ小・中学生の子ども8名とその保護者
子どものお申込みが16名を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。
小学5年生以下の方は保護者の同伴が必要です。小学6年生以上の方は本人のみでもご参加いただけます。
なお、新型コロナウイルスの感染防止のため、同伴者は最小限の人数でご参加くださいますようお願いいたします。
エプロン、定規(10cm程度のもの)、手を拭くタオル
活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。
新型コロナウイルス感染症予防のため、必ずマスクをご着用の上、ご参加くださいますようお願いいたします。
無料
参加には事前にお申込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話、またはご来館の上、お申込みください。
令和3年2月14日(日曜日)~28日(日曜日)の間、お申込みを承ります。
お申込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は、当選者への連絡を持って代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申込みが定員に満たなかった場合、先着順にて再度参加者を募集いたします)
お申込み後、キャンセルまたはご欠席される場合は、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日、2月24日(水曜日)
ただし、2月22日(月曜日)は開館いたします。
次回のチャレンジ博物館(令和3年度第1回)の詳細は、内容が決定次第、ご案内を掲載いたします。
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このページに関するお問い合わせ先
ものづくり教室の詳細は、風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。
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