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更新日:2012年1月30日

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やまなしINDEX「甲州親子だるま」平成24年2月3日(金曜日)午前7時15分~7時20分(YBS)

番組概要

 

大神宮祭、厄除け地蔵尊祭などの縁日で売られる招福、厄除けの縁起物とされる甲州親子だるま。

江戸末期に農業、特に養蚕業の豊作を願って、繭の形をした白いだるまをまつる風習が生まれました。

 

今回番組では、腹に子だるまを抱き、その子だるまに立派なひげが描かれる県指定伝統工芸品甲州親子だるま についてご紹介します。

 

 

甲州親子だるまと村松アナウンサー

 

 

甲州親子だるまに込められた親心

 

福を招き、厄を除けるお守りとして、お祭りの縁日や神社などでよく見かける「だるま」。

みなさんは、合格祈願などの想いを込めて、「片目」を書き入れ、願いが叶ったらもうひとつの目に墨を入れる、そんな経験をしたことはありませんか?

 

甲州親子だるまは、このような一般的なだるまとは違って、色は白く、立派な髭を生やした「子だるま」をおなかに抱えています。

 

よく見ると、神棚にあげたとき、拝む人の目と親だるまの目が合うように作られています。そして、ちょうど真ん中にある子だるまの瞳、これは子どもの未来や、子どもが自分で目標を持ち、思った道を真っ直ぐ歩んでほしいという親心からまっすぐ前を向いています。

この子だるまに描かれる立派な髭には、立身出世の願いが込められています。

 

また甲州親子だるまの色、「白」は、近代の山梨経済を支えた農家の生活が、養蚕と綿の出来によって左右されたため、繭の形をイメージした白いだるまになったといわれています。

 

 

さて、「甲州親子だるま」の歴史は古く、江戸時代までさかのぼります。

 

現在の甲府市城東にあたる地域に住んでいた武井八衛門が京都から来た僧から張り子の技術を教わって、武田信玄の顔に似せて甲州だるまのデザインの基礎を作ったとされています。1730年代になって5代目・八衛門が「親子」をモチーフとしただるまを考案しました。

 

 

県指定伝統工芸品の「伝統」を受け継ぐ

 

現在、甲州親子だるまの製作を受け継いでいるのは、甲府市在住の2代目・斎藤岳南さんで、たった一人で伝統を守っています。

その父親である先代・岳南さんは戦後、建築技師から民芸品作家に転身、親子だるまについて研究していました。

 

甲府市横沢のだるま職人らの下に通い、齢80を超える高齢となっていた11代目・八衛門の指導を受け、歴史的資料を考察しながら昭和40年代、甲州親子だるまの様式を引き継ぎます。

そして、この初代・岳南さんの功績が認められ、甲州親子だるまは1995年、県伝統工芸品に指定されました。

 

その意志を継いだ2代目・岳南さんは、父親の下で見習いをはじめました。

岳南さんは、「学ぶといっても、直接教えてもらえることはあまりなく、盗み見るだけだった」と話しています。

また、岳南さんは、「時代の流れを見ながら、手作り品の良さを伝えていきたい」と、思った道を真っ直ぐ歩めという親子だるまの教えを胸に、今日も郷土玩具作りに励んでいます。

 

 

 

今回もぜひ番組をお聴きください!

 

また、YBSラジオ「やまなしINDEXブログも是非ご覧ください!

 

 

 

 

 

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