更新日:2013年1月31日
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開催日時:平成20年6月24日(火)午後4時30分~
開催場所:ミュージアム都留
テーマ:市民の手による住みよいまちづくり
今回の「県政ひざづめ談議」は、都留市で様々な地域活動に取り組んでいる女性団体の代表17名の方々と『市民の手による住みよいまちづくり』をテーマに対話を行いました。参加者の皆さんからは、「青少年の育成を進めている中で、社会教育と学校教育のバランスがうまく取れていないのではないかと感じる」「全国的に地域医療の在り方が叫ばれている中で、特に、産婦人科医の確保対策に取り組んでもらいたい」また、「美しい富士山を見たいという観光客が増えているが、観光立県としてどう取り組んでいくのか」など、それぞれの活動を通して感じたことなどを述べられていました。
これに対し知事は、教育関係について「地域には経験豊富な方が大勢いる。学校を地域社会の宝として、多くの方が係わりを持ち、地域全体で支えていくことが大切。学校応援団的な仕組みを作っていくことが必要ではないか」などと答えるとともに、医師の確保については、「これまでの研修医制度では、医大を卒業するとその医局に残って研修を受けていたが、平成16年の見直しにより、どこで研修を受けても良いことになったため、みんな設備が充実している都会などに行くようになった。山梨大学でも同じ状況であり、研修医が減ったことによる影響が医師不足の原因でもある」「特に産婦人科医などは深刻で、様々な問題の中で非常に確保が難しくなっている」との厳しい状況を説明したうえで、「県としても、医師の確保に向けて国へ働きかけたり奨学金制度を設けるなどして、その対策に取り組んでいる」などと述べました。
また、観光トップセールスを展開している知事は、「諸外国の観光地はどこも美しい。そういうところでないと観光客は訪れない。県土をより美しくするため、例えば、電線の地中化や看板の統一など、景観ということも考えていく必要がある」と答えました。
さらに、参加者からは、「男女共同参画センターの果たす役割は非常に大きい。運営が民間業者に移るとのことだが心配している」との発言がありましたが、「安い経費で管理ができ、需要に応じた弾力的な運営ができる。皆さんが心配のないようにしていく」と答えました。
最後に知事は、「皆さんは地域のことを思い、真面目に、真剣に物事を考えている。今後もがんばっていただきたい」との感想を参加者に伝えました。
※詳細はこちら県政ひざづめ談議結果概要(H20年6月24日都留市)(PDF:63KB)
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