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更新日:2017年2月15日

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各種消費生活相談の件数と傾向

県民生活センターでは、年間4,500件前後の消費生活相談を受けています。その中でも、よく寄せられている相談を掲載します。

  1. インターネット通販
  2. 架空請求
  3. ワンクリック請求

 インターネット通販

(1)相談件数の推移

平成25年度

平成26年度

平成27年度

874件

1,037件

1,204件

(2)最近の事例

  • インターネット通販で旅行鞄を注文したが、イメージしていた商品と違い、サイズが大きかったのでクーリング・オフをして返品したい。(70代・男性)
  • インターネット通販でギターを購入し、代金を前払いしたが、商品が届かない。ショップとのやり取りはメールのみで、サイトには連絡先も住所も記載されていなかった。(30代・女性)
  • SNSのネット広告をみて海外ブランドの中古腕時計を注文した。代引きで商品を受け取ったが、注文したものと違っていた。連絡先の電話は通じず、業者の住所も分からない。どうしたらよいか。(20代・女性)
  • インターネット通販で財布を注文した。前払いが条件であったが、大手運営サイトのマークがあったので信用して代金を振り込んだが、商品が届かない。本日、業者のホームページを検索したが見つからない。(20代・女性)

(3)アドバイス

  • 申し込む前に信用できる事業者か確認しましょう

・通信販売事業者は、事業者の住所、電話番号、代表者と通販業務責任者の氏名を正しく記載することが、特定商取引法により義務付けられています。

・業者の住所や電話番号などの記載がないショップとは取引をしないようにしましょう。

・インターネットの口コミサイトの評判を確認したり、地図検索サイトで実際の建物の所在地等を確認したりしましょう。

・支払い方法は、口座振込の前払いを避け、カード支払いや代金引換を選択しましょう。

・口座振込の前払いをする場合は、口座名義が店名・運営会社・販売責任者のいずれかであることを確認しましょう。

  • 販売条件を確認しましょう

・返品・交換条件、支払い方法、引き渡し時期、送料やその他の付帯費用などの販売条件をしっかり確認しましょう(通信販売には、クーリング・オフ制度はありません)。

・販売条件や注文した内容は、必ずプリントアウトやメモを取っておきましょう。

  • 商品が届いたらすぐに確認しましょう

・注文と違ったり、壊れていた場合にはすぐにショップに連絡しましょう。

・時間がたってしまうと、返品・交換を受け付けてくれないこともあるので注意しましょう。

  • 商品が届かないとき、業者と連絡が取れないときは…

・商品の送付や返金を求める旨を、配達記録を付けて書面で送りましょう。

・詐欺の疑いがある場合は、最寄りの警察署に相談し、代金を振り込んだ金融機関にトラブルの状況を伝えましょう。 

 架空請求

(1)相談件数の推移

平成25年度

平成26年度

平成27年度

252件

318件

504件

(2)最近の事例

  • 有料サイトの料金が未払いになっているとスマートフォンにショートメッセージが届いた。至急連絡しなければ放置すると法的手段をとるとあり、電話番号が書かれている。身に覚えがないが、どのようにしたらよいか。(50代・男性)
  • 携帯電話に着信履歴があったためかけ直すと、音声ガイダンスが流れてきた。「未払い金がある。支払わないと法的措置をとる」という内容であったが、身に覚えがない。どうしたらよいか。(50代・女性)
  • 普通郵便はがきで「請求裁判通告書」が届いた。発信者名は公的機関の名前である。契約の不履行及び請求内容の不払いの申し立てという内容だが、全く身に覚えがない。(60代・女性)

(3)アドバイス

  • 利用した覚えがなければ絶対に支払わない

・「有料サイト利用料」、「総合情報サイト登録料」などさまざまな名目で、あえて内容を特定しない請求を送ってきます。

・請求手段もハガキや電子メール、SMS(電話番号を用いたショートメール)によるもの、最近では着信だけを残して折り返しの連絡を誘う方法、一方的に音声ガイダンスを流す方法なども見受けられます。

・「本日中」などと短い期限を区切って支払いや連絡を求めてくるため、請求を受けた人は慌ててすぐに支払ってしまう傾向があります。

・さらに「強制執行」「財産の差し押さえ」など法的手段をちらつかせ、請求された人を不安にさせ支払わせるよう仕向けます。

・一度でも支払に応じてしまうと、「この人は簡単に請求に応じやすい」という情報が業者間に流れ、いろいろなところから次々と請求がくることになります。

・過去に利用したものとか、家族が利用したと勘違いする場合がありますが、利用した覚えがあったとしても、有料であることが容易に分かるような表示がなかったり、登録前に契約内容の確認・訂正画面の設定がないときは、画面表示に不具合があったことを理由に契約の無効を主張することが可能です。

・いずれにしても、身に覚えのなく、具体的な内訳がない請求は支払う必要がないものなので、そのまま削除しましょう。

  • 請求相手に連絡しない

・「退会・解約はこちら」「誤作動の方はこちら」などと表示して、連絡を促しますが、連絡しても請求を取り下げてくれることはありません。

・単に請求内容を確認するだけのつもりでも、相手に連絡をすることで、電話番号や氏名などの個人情報を提供してしまうことになってしまいます。

・引き出された個人情報は、他の業者に渡り、別の手段で請求されることにつながるので、絶対に連絡はしないようにしましょう。

  • トラブルにあったら、県民生活センターまたは警察に相談しましょう

・しつこく請求してくる場合は、相手の電話番号やメールアドレスを着信拒否設定にしたり、自分の電話番号やメールアドレスを変更したりすることも有効な方法の一つです。

・インターネットで検索した相談窓口に相談したところ、調査料などの名目で高額な料金を請求されるといった被害も報告されています。

・公的な相談窓口では、相談することで料金を請求されることはありません。不安に思ったり、困ったときには、県民生活センターや警察に相談しましょう。

・既に支払ってしまった場合は、そのままにせず、必ず警察に届けましょう。

 ワンクリック請求

(1)相談件数の推移

平成25年度

平成26年度

平成27年度

460件

475件

404件

(2)最近の事例

  • スマートフォンでネット検索をしていたら、いきなりアダルトサイトの登録画面となり、その画面が消えない。どうしたらよいか。(30代・女性)
  • アダルトサイトを閲覧していて登録になり、電話で言われるまま高額な料金を支払ってしまった。対処方法を知りたい。(50代・男性)
  • スマートフォンでアダルト動画をタップすると登録完了になった。退会メールを送信したが退会できず料金の請求がある。(40代・男性)
  • スマートフォンのアダルトサイトを視聴し、何かをタップしたところ、画面に「登録完了、30分以内に退会できるので連絡するように」とあったので電話し、退会することを伝えたが、聞き入れず支払うように言われた。今後の対処方法を知りたい。(50代・男性)

(3)アドバイス

  • 不用意にアクセスしない・クリックしない

・無料だと思ってアダルトサイトをクリックしたところ、いきなり料金請求画面になったという被害が多く見受けられます。

・最近では、アダルトサイトだけでなく、芸能情報サイト、占いサイト、アニメサイトなどがきっかけとなるなど、手口が多様化していますので、信用できないサイトやバナーには不用意にアクセスしたり、クリックしたりしないことが大切です。 

  • 業者に連絡しない

・クリックしただけでアクセスした人を特定する個人情報(氏名や住所など)が相手に伝わることは通常ありません。

・しかし、請求画面に書かれているサイト事業者の連絡先にメールや電話をすると、自分から業者に自分を特定する情報を教えることになります。決して業者に連絡しないようにしましょう

  • 料金を請求されても決して支払わない

・ワンクリック請求は、クリックしただけで契約が成立したので料金を請求する手口ですが、多くの場合、クリックすることにより有料サイトに登録されることが消費者にはっきり分かるように記載されているわけではないので、契約は成立していません(電子消費者契約法)。慌てて料金を払わないようにしましょう

・また、「特定商取引に関する法律」においても、事業者は電子契約にかかる電子計算機(パソコンやスマートフォンなど)の操作が契約の申込みとなることを消費者が容易に認識できるようにしなければならず、消費者が申込みの内容を容易に訂正できるようにしておく必要があると定められています。このような措置が採られていないサイトは悪質サイトである可能性が極めて高いので注意が必要です。

  • 県民生活センターまたは警察に相談しましょう

・高額な請求に慌てて、インターネットで検索した相談窓口に相談したところ、「調査料」などの名目でさらに高額な請求を受けるケースも多発しています。

・このような業者は「消費者センター」など公的な名称を名乗っていますが、多くの場合、探偵会社や行政書士事務所などです。このような業者が消費者に代わって事業者と交渉すると、弁護士法違反となってしまうため、調査をするだけで問題解決にはなりません。

・県民生活センターや警察などの公的相談機関は、このような相談に対して料金を取られるということはありません。相談する場合は、必ず県民生活センター又は最寄りの警察に相談しましょう。

  • 請求画面が消えない場合は…

・請求画面が消えないのは、クリックしたときに不正なプログラムをダウンロードしてしまったことが考えられます。

・不正なプログラムを取り除く方法としては、パソコンの場合、「パソコンのシステムの復元機能を利用する」「パソコンを初期化する」などの方法があります。スマートフォンの場合は、「履歴の削除」の機能を利用し、サイトへのアクセス履歴を削除してください。

・よく分からない場合は、(独)情報処理推進機能(IPA)の相談窓口やホームページ(https://www.ipa.go.jp/)をご利用ください。

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県県民生活部県民生活センター 
住所:〒400-0035 甲府市飯田1-1-20 山梨県JA会館 5階
電話番号:055(223)1571   ファクス番号:055(223)1368

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