更新日:2013年12月5日
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日本人はお風呂が大好きですが、そのお風呂で年間*1万4000人が事故死をしています。交通事故死より多い数です・・・とくに今からの冬のシーズンは危険がいっぱい(*_*)
日本で入浴中の死亡が多いのは、熱いお湯に肩までつかる入浴スタイルにあります。(*国立保健医療科学院)
短い時間に皮膚が次々と大きな温度変化にさらされます。いお湯につかると皮膚表面の血流量が大幅に増えるため、脳や心臓などへ回るべき血流量が急激に少なくなり、脳への血流が少なくなってめまいやふらつき、意識がなくなるといった意識障害が起こると、浴槽内で溺れたり洗い場で転倒するなど事故の危険が高まります。
また、熱いお湯に長い時間つかっていると、発汗が進んで血液の水分が減るため血液が粘っこくなったり、血流を妨げる血の塊(血栓)ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などを起こす危険があります。
脱衣室、浴室を暖めておく
脱衣室には暖房、浴室も暖房するか、またはお湯を張るとき高い位置からシャワーで入れる(湯気で温まる)、浴槽のふたを開けておくなどあらかじめ浴室内を暖めておきましょう。また、高齢者は最初に入浴するより、浴室が暖まった2番目に入るということもよいでしょう。
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