更新日:2016年12月9日
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保健所管内別流行状況については・・・山梨県感染症情報センターホームページを御確認下さい。
患者の発生状況については・・・山梨県感染症発生動向調査「感染性胃腸炎」
施設での集団発生状況については・・・こちら
予防の基本は、手洗いです。手洗いは、帰宅時、調理を行う前、食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換を行った後には必ず行いましょう。
家庭内での手洗いを徹底しましょう。
一般的な感染症対策として、消毒用エタノールや逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)が用いられることがありますが、ノロウイルスを完全に失活化する方法には、次亜塩素酸ナトリウム及び、85℃~90℃90秒以上加熱があります。
嘔吐、下痢、発熱、腹痛等が主な症状です。
健康な成人であれば、症状は2~3日程度でおさまりますが、1~2週間は便にウイルスが残っている場合もあります。
胃腸炎症状の患者の発生動向は、冬季に増加する傾向があります。ノロウイルスはその主な原因となっており、感染力が強いことから集団感染や食中毒に対する注意が必要です。
特に外出後、トイレの後、調理の前、食事の前には、流水と石けんでていねいに手を洗うよう習慣づけましょう。
詳しくは下記のリーフレット及び動画をご覧下さい。
吐物や便の処理の際は、ビニール手袋、使い捨てマスクを用いましょう。
具体的な吐物などの処理方法は、下記のリーフレット中の「感染を広げないために」をご覧下さい。
治療は輸液、整腸剤などの対症療法に限られます。脱水を防ぐために、水分補給や安静が必要です。
特に、乳幼児や高齢者などの抵抗力の弱い方が感染すると重症化するおそれがあるため、早めに医療機関を受診しましょう。
保育所、幼稚園、学校、高齢者福祉施設などで集団感染が疑われた場合には、速やかに最寄りの保健所にご相談ください。感染経路を調べて、感染の拡大を防止することが重要です。
ノロウイルスについての情報を多言語で提供します。
※この情報は多文化社会の保健医療を考える会JUNTOSなどの団体が作成した資料を利用しています。
平成28-29年シーズン(平成28年9月から平成29年8月まで)の発生状況は次のとおりです。
内訳(施設) |
件数 |
患者数 (※) |
---|---|---|
保育所・幼稚園等 |
3件 |
151名 |
小学校・中学校 |
1件 |
13名 |
高齢者介護施設 |
0件 |
0名 |
その他 |
1件 |
30名 |
合計 |
5件 |
194名 |
【参考】平成27-28年シーズン同時期の状況 (初発は11月18日~) |
1件 |
149名 |
※現時点での暫定値となります。
※報道発表資料については、「山梨県感染症情報センター」ホームページをご覧ください。
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