更新日:2020年3月23日
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全国では、訪日外国人を含めた観光客の滞在時間や消費の拡大を実現するため、大都市のみならず全国各地域を対象に、ナイトタイムエコノミーを推進する事業が始まっている中、本県においても、ナイトタイムエコノミーの推進は、観光消費額の増加、観光産業の高付加価値化につながる重要な取組であることから、観光産業にたずさわっている方々を対象に、ナイトタイムエコノミーについて学んでいただくセミナーを以下のとおり開催しました。
県内の観光事業者をはじめ、自治体や関係団体の方々など63名の方に参加していただきました。
日時:令和元年12月18日(水曜日)午後1時30分から午後3時30分(開場は午後1時)
場所:ホテルクラウンパレス甲府2階鳳凰(甲府市朝気1-2-1)
日時:令和元年12月19日(木曜日)午後1時30分から午後3時30分(開場は午後1時)
場所:山梨県富士吉田合同庁舎3階中会議室(富士吉田市上吉田1-2-5)
講師:じゃらんリサーチセンターエリアプロデューサー 本多 良恵 氏
本多さんからは、まず、ナイトタイムエコノミーとは「夜間の経済活動を指し、消費活動や魅力創出により経済効果を高めること」という基本的なところから、ナイトタイムエコノミーの先進国であるアメリカやイギリスの状況、さらには、今年度取り組みを進めている富士吉田市の事例などについてお話をしていただきました。
講師:じゃらんリサーチセンター研究員 松本 百加里 氏
本多さんに続いて、松本さんからは、ナイトタイムエコノミーのコンテンツづくりのヒントとなる考え方を中心にお話をしていただきました。インバウンド国籍別の旅行形態やニーズなどの詳しい調査データをもとに、中国、アメリカ、イギリス、オーストラリア、タイなど、それぞれの国ごとに情報収集のメディアや好むコンテンツが異なること、特に中国は独自の文化で、活用するメディアや決済システムも特殊とのことでした。国別にタイプ分けされた外国人に響く、日本の観光地での人気コンテンツ事例も紹介していただきました。
ナイトタイムエコノミーにつなげるためには、自らの地域にある観光資源の過ごし方や体験内容を提案していくこと、どんなニーズをもった外国人に響くのか、夜の具体的な行動をイメージして考えることが重要。また、推進していくには、地域の安心安全の確保、環境整備などで官民の連携も大切とのことでした。
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