更新日:2020年3月23日
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本年4月1日から、新たな在留資格「特定技能」の制度が開始され、観光産業においても外国人材の雇用に期待が高まっていることから、観光産業に関わっている方を対象に、外国人材の雇用に関する制度や手続き、受入後の人材マネジメントなどについて学ぶ「外国人材活用セミナー」以下のとおり開催しました。
県内の宿泊事業者をはじめ、農業や飲食関係などで観光に携わる方など、51名に参加していただきました。
日時:令和元年11月19日(火曜日)午後1時30分から午後4時(開場は午後1時15分)
場所:ホテルクラウンパレス甲府2階鳳凰(甲府市朝気1-2-1)
日時:令和元年11月26日(火曜日)午後1時30分から午後4時(開場は午後1時15分)
場所:富士吉田市民会館市民ギャラリー(富士吉田市緑ヶ丘2-5-23)
講師:ビジネスサポート行政書士事務所 東宏美 氏
平成31年4月から始まった、新たな在留資格「特定技能」をはじめとした在留資格制度の全般的な話に始まり、在留資格を取得する際の留意点や外国人材を受け入れる際にかかる経費、さらには、生活面で支援するべきことなどについても細かく説明をしていただきました。「特定技能」制度は始まったばかりですぐに活用すできる状況にはないが、外国人材を雇用するには、どのような人材をどのように活用するのか、という視点を持って考えていくことが必要になるとのお話でした。
講師:山梨大学生命環境学部地域社会システム学科観光政策科学特別コース 教授 田中敦 氏
田中先生の話では、インバウンドが急増している、観光産業は離職率が極めて高いという現状を踏まえて、山梨県内の外国人材雇用に関する実態調査から見えてきたこと、外国人スタッフを受け入れている旅館の事例などをご紹介いただきました。外国人の雇用により「職場の活性化につながった」という良い影響が見え、組織のマネジメント改善、インバウンドの受入れに大きなメリットがあったそうです。
そして、外国人材のマネジメントには、異文化を理解し積極的にコミュニケーションをとることが重要で、外国人スタッフは、社内のイノベーションパートナーとなり得る可能性を秘めた存在であり、外国人材とともに成長できる体制を整えることが大切とのお話でした。
会場では、外国人材の雇用に関する相談ができるよう、山梨県外国人材企業相談センターによる相談ブースを設けました。
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