学校案内 > 幕絵コンテスト
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山梨県甲府市が来年開府500年を迎えます。その関連イベントとして、甲府商工会議所主催の幕絵コンテストが実施され、本校学生が作品を制作し応募しました。
タイトル名:赤備え凱旋パレード
チーム名:山梨県立宝石美術専門学校有志 チーム深野
500年の歴史を表現するべく、当校のある紅梅通りに時を超えて現れた武田軍と、現在の街並みや人々をモチーフに描きました。縦180cm、横900cmのスケールの大きな力のこもった作品で、とても見ごたえがあります。
応募作品は平成30年12月20日から平成31年1月20日まで、甲府中央商店街のアーケード等に展示され審査が実施されます。お時間のある方、ご興味のある方、ぜひ足を運んでいただき本校学生の力作をご覧いただけると幸いです。展示作品の中からグランプリ作品1点、準グランプリ2点が選ばれ、平成31年2月3日に表彰式が行われる予定です。
正面左からのアングル 正面右からのアングル
ココリのある紅梅通りがモチーフです。 おなじみのあのお店のご主人もビックリしています!
ウィンドーには学生達が展示した作品が並んでいます。 路地裏から怪しい赤い軍団が・・!
山梨県甲府市は来年開府500年を迎えます。
江戸時代の商家では、小正月の道祖神祭りの際に、「幕絵」という長大な飾り幕を各店舗の軒先に飾って祭りを盛り上げたと言われています。幕絵は、町内ごとに曽我物語や京都名所などの画材を決め、京都の絵師や江戸の浮世絵師に幕絵の制作を依頼して、趣向と贅を凝らして競い合ったことがわかっています。現在、歌川広重筆の「甲府道祖神祭幕絵 京都名所 目黒不動之瀧」(163.0×1060.2cm)が現存し、山梨県立博物館に展示されております。
そこで、甲府町人の心意気であった「甲府道祖神祭幕」の復活をイメージさせるべく、幕絵コンテストを実施し、甲府中心街に展示し、更に当時の伝統的なイベントを再現するなどして、伝統行事復活の足掛かりとしたいとの考えからこの事業が実施されております。(※甲府商工会議所幕絵コンテスト応募作品募集要項から抜粋)
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