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更新日:2026年3月23日
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富士スバルラインに白線や磁気マーカを敷設し、白線や磁気マーカを軌道とみなすことによって、一般車両の進入を制限できると考えています。この点はすでに国土交通省と協議を進めています。
富士トラムは、鉄のレールを敷く必要がありません。トラム車両を誘導する装置として、富士スバルラインに白線や磁気マーカを敷設する必要がありますが、簡単な工事で済みます。
富士トラムはゴムタイヤで走るので、既存の道路を活用できます。富士スバルラインはそのままで、新たな工事の必要がほとんどないので、走行路における自然破壊の心配はありません。
愛知万博(2005年)の際、会場内を移動するモビリティとして、トヨタ自動車が開発した「磁気マーカを使った車両(IMTS)」が運行しました。国内初の取り組みとなりますが、世界的に見ると、白線や磁気マーカを使った車両システムは拡大を始めています。
「富士トラム大解剖」で車両の概要をお伝えしましたが、現在、富士スバルラインを走らせる車両の仕様をどうすべきか、調査・検討しています。具体的な検討項目は、運行システムや車両の安全性などです。調査・検討の結果、わかった情報は県民の皆さまにお伝えします。
富士スバルラインの駅には、噴石の際に逃げることができるシェルターを設置することを考えています。また、運行にあたっては気象情報を精密に分析し、雪崩被害などを防ぐ考えです。
現在、他国で運行している車両には、複数の光学センサー(GPS、LiDER、高性能カメラなど)がついており、障害物などが白線や磁気マーカを覆っている場合でも車両センサーが感知しますので、積雪の影響は少ないと考えています。
現在と同様、気象条件に応じて運行を決めます。(四合目以上:年間280日営業を見込む)
登山鉄道構想時に比べ大幅に削減される見込みです。レールを敷く代わりに白線や磁気マーカを敷設するので、大幅な費用削減が期待できます。整備費だけでなく、災害時の復旧費やメンテナンス費用も同様です。
レールの工事に比べ、白線や磁気マーカ敷設の工期はグッと短くなります。現在調査中ではありますが、五合目観光への影響は最小限で済むことが期待されます。