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更新日:2026年3月23日

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これまでの検討の変遷

富士山登山鉄道構想から富士トラムネットワーク構想へ

世界遺産・富士山を後世に引き継ぐため、私たちは富士山登山鉄道構想を提案し、2023年11月から富士北麓地域を中心に皆さんと議論を重ねてきました。

密度の高い議論を通じて、皆さんの心配事を確認し、提案していた富士山登山鉄道構想の鉄軌道に代えて、新たにゴムタイヤで走る富士トラムを提案することにしました。

 1964年 ケーブルカー構想断念 富士スバルライン開通

1945年、山梨県は「五合目までは自動車道路、五合目から頂上はケーブルカーを架設する」という方針を示した。

しかし、1954年、五合目以上と登山道付近が天然記念物に指定されていることなどを理由に、五合目より上の登山鉄道計画は不許可となり、五合目までの自動車道路計画だけが残った。

1964年に東京オリンピックの開催に合わせ、富士スバルラインが開通。これ以降、五合目の観光客や、山頂をめざす登山者が一気に増えるきっかけとなった。

 1994年から1996年 山梨県が新交通システムを検討

1994年度から富士スバルラインを利用・一部利用など複数案のルートで、工事のしやすさや環境保全の検討を始めた。1996年度からは、富士スバルラインを利用することを前提に、四合目から五合目間のスラッシュ雪崩多発地帯は洞門の延長やトンネルの設置を見込んで、新たに導入する交通システムを検討した。

電気バスやリニアモーターカーなど6種類の交通手段を検討したが、どのシステムも技術的な課題が指摘され、当時は開発途上のものもあり、今後も開発動向を見極めるということで結論は出なかった。

 2013年 富士山、世界文化遺産に

世界文化遺産に登録される際、

  1. 人が多すぎる(来訪者のコントロールが必要)
  2. 人工的景観が多い(信仰の場にふさわしい景観にすべき)
  3. 環境負荷が多い(CO2の削減を図るべき)

という3つの課題を指摘された。

 2021年 有識者会議が、LRTが最善と判断

山梨県がつくった「富士山登山鉄道構想検討会」が技術的・経済的観点から、富士スバルライン上にLRTを走らせる案がベストと答申した。

 2023年 山梨県が地元説明会を開始

山梨県は、有識者会議がベストと答申した「富士山登山鉄道構想」を説明する会を地元市町村で相次いで開催した。

 2024年 富士トラムを新提案

山梨県は、富士山登山鉄道の鉄軌道に代えて、新たに富士トラムを提案した。