ページID:108737発表日:2023年5月17日
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県立考古博物館では月に1回程度、小中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。
今年度第3回のものづくり教室は、紙すきでうちわづくりにチャレンジします。
うちわの制作例
和紙(わし)は日本古来の紙で、麻(あさ)や楮(こうぞ)、三椏(みつまた)などの植物を原料に漉(す)かれた紙を指します。欧米から伝わった木材パルプを原料とする洋紙(西洋紙)に比べると耐久性や保存性に優れ、独特の風合いを持つのが特徴です。
山梨県の和紙の歴史は古く、正倉院書物には756年(天平勝宝8年)に「甲斐国より朝廷へ紙の原料となる麻が納められた」とあります。また、773年(宝亀4年)に紙の産地として甲斐の名前があります。戦国時代には武田氏の、江戸時代には徳川氏の御用紙として発展しました。洋紙の普及から明治時代以降は和紙の製造は縮小していきますが、現在でも市川三郷町(市川和紙)や身延町(西嶋和紙)では伝統的な和紙づくりが行われています。
今回のものづくり教室では、紙すき(和紙)の歴史について学習するとともに、楮と三椏を原料とした紙すきを通してオリジナルのうちわづくりを体験していただきます。
皆様の参加お申込みをお待ちしております。
参加には事前にお申込みが必要です。
詳しくは県立考古博物館のウェブページをご覧ください。
うちわ作りの様子
うちわ作りの様子
令和5年度チャレンジ博物館第3回のご案内
午前の部:午前9時30分~12時
午後の部:午後1時30分~4時
名称 | 風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設) |
住所 | 甲府市下向山町1271 |
電話番号 | 055-266-5286 |
ファックス番号 | 055-266-5287 |
ホームページ | 風土記の丘研修センターのウェブページ |
無料
小・中学生の子どもとその保護者
小学5年生以下の方は保護者の同伴が必要です。
小学6年生以上の方は本人のみでもご参加いただけます。
午前の部・午後の部ともに8名(合計16名)
名称 | 県立考古博物館 |
住所 | 甲府市下曽根町923 |
電話番号 | 055-266-3881 |
ファックス番号 | 055-266-3882 |
ホームページ | 県立考古博物館のウェブページ |
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。