発表日:2022年11月1日
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県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の大人の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催しております。
今年度第8回のものづくり教室は、干支土鈴”卯(兎)”と泥メンコ作りを開催いたします。
干支の土鈴の制作例(焼成前)
土鈴(どれい)は粘土を焼いて作られた土の鈴です。現在は民芸品として一般的ですが、その起源は縄文時代にまでさかのぼると考えられています。山梨県内の縄文時代の遺跡からも球形の土鈴が出土しており、当時は土笛(つちぶえ─土鈴と同様に土で作られた笛)などと並んで、祀り(まつり)の場などで楽器として使用されていたと考えられています。
一方、泥メンコは大きさ1~3cm程度で、型を使って粘土を形作り、素焼きによって作られた土製品です。
山梨県内では鰍沢河岸跡(南巨摩郡富士川町)から約250点もの泥面子が出土しており、特に信仰や家内安全・商売繫盛、五穀豊穣を連想させる「縁起物」の表現が多いことから、何らかの祈願をするために用いられたのではないかと考えられています。
今回のものづくり教室では、令和4年の干支・卯(ウサギ)をかたどった土鈴作りと、鰍沢河岸跡出土品がモデルの泥メンコ作りを体験していただきます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
参加には事前にお申込みが必要です。
詳しくは、県立考古博物館のウェブページをご覧ください。
干支の土鈴の制作例(焼成前)
泥メンコの制作例
令和4年度原始古代の技に学ぶ第8回のご案内
午前9時30分~午後1時30分
新型コロナウイルス感染症の状況により予定が変更となる場合がございます。
名称 | 風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設) |
住所 | 甲府市下向山町1271 |
電話番号 | 055-266-5286 |
ファックス番号 | 055-266-5287 |
ホームページ | 風土記の丘研修センターのウェブページ |
500円
教材費およびイベント保険料です。参加時にお支払いください。
16歳以上の方
9名
名称 | 県立考古博物館 |
住所 | 甲府市下曽根町923 |
電話番号 | 055-266-3881 |
ファックス番号 | 055-266-3882 |
ホームページ | 県立考古博物館のウェブページ |
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このページに関するお問い合わせ先
ものづくり教室の詳細は考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(055-266-5286)までお問い合わせください。
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