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更新日:2019年7月1日
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リユースびんは、一升びんやビールびん、牛乳びんに代表されるように何度も繰り返して使えるびんのことで、リターナブルびんともいいます。返却された空きびんを洗って何度も使用できるため、ごみにならず、原料やエネルギーの節約にもなるので、環境に優しい容器として注目されています。
消費者のライフスタイルや流通の変化などによって減少傾向にあったリユースびんですが、近年、環境面でのメリットが見直されています。多くのみなさんがリユースびんを積極的に選択することにより、リユースびん入りの商品が増えるなどの効果も期待できます。
リユースびんを繰り返し使用する場合とアルミ缶や紙容器などを1回使用する場合とで排出される二酸化炭素量を比べると、リユースびんを使用するほうが他の容器を使用するよりも二酸化炭素の排出量は少なくなります。
例えば、アルミ缶1本(500ml)を1回使用した場合に排出される二酸化炭素量は約170gであるのに対して、リユースびん1本(500ml)を繰り返し20回使用した場合の二酸化炭素排出量は約43gとなり、アルミ缶からリユースびんの使用に変更した場合には、約127gの二酸化炭素を削減することができます。
出典:ライフサイクルアセスメント手法による容器間比較報告書<改訂版>
(2001年8月・容器間比較研究会)
アルミ缶1回使用時 のCO2排出量(A) |
リユースびん20回使用時 のCO2排出量(B) |
リユースびんの使用に変更した 場合のCO2削減量(A-B) |
170g |
43g |
127g |
(ビールびんの場合、平均寿命は約8年で回数にして約24回使用できるとされています。)
紙容器1回使用時 のCO2排出量(A) |
リユースびん5回使用時 のCO2排出量(B) |
リユースびんの使用に変更した 場合のCO2削減量(A-B) |
97g |
68g |
29g |
3R活動は、3つのRに取り組むことで、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会(=循環型社会)をつくろうとするものです。
ものを買うときから「ごみを出さない」「ごみを増やさない」ことを意識することが重要です。マイボトルを持参して、缶やペットボトル、紙コップなどの使用量を減らすのはリデュースの取り組みです。
繰り返し使うリユースは、リサイクルよりもエネルギーを使わず、ごみも増やさない、より環境にやさしい取り組みです。リユースびんやリユース食器を使うことはリユースの取り組みです。
缶やペットボトルの飲料を利用した場合には、空き缶やペットボトルは資源ごとに分別して回収することで、他の製品の素材などとして生まれ変わることができます。
リユースびんポータルサイトhttp://www.returnable-navi.com
ビール酒造組合「ビールびんの回収にご協力ください。」http://www.brewers.or.jp/returnable/index.html
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