更新日：2015年8月12日

平成２６年度 セアカゴケグモの発見事例について

甲州市内で発見されたクモが、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモであることが、平成26年11月13日に確認されました。

山梨県内でのセアカゴケグモの確認は、初めてのことです。

セアカゴケグモは、攻撃性はなく、おとなしいとの報告がありますが、咬むことがあり、毒を持っていますので、素手で触らないように注意してください。

セアカゴケグモに似たクモを発見された場合、最寄りの保健所にご連絡ください。

経緯

• 平成26年11月12日午後3時頃、甲州市勝沼町上岩崎の住民が、住宅内で発見したクモ1匹を峡東保健所へ持参し、セアカゴケグモか否か調べてほしい旨の依頼がありました。なお、家族にこのクモに咬まれた者はいないとのことでした。
• 同日、同保健所は、持参されたクモの写真を県衛生環境研究所へメール送信し、同研究所は確認作業を行うとともに、国立感染症研究所及び環境省関東地方環境事務所へ同様に写真を送信し、確認依頼を行いました。
• その結果、平成26年11月13日、両所からセアカゴケグモであると同定された旨の回答がありました。

対応状況

• 平成26年11月13日、峡東保健所及び甲州市役所が、当該住民宅及びその周辺を調査したところ、セアカゴケグモの特徴を有するクモは発見されませんでした。
• また、今回の調査で住民宅の敷地内と敷地外でクモ4匹とその卵のう（多数の卵を包んだ袋状のもの）1個を採取し、同日、県衛生環境研究所へ確認依頼を行ったところ、いずれもゴケグモの仲間ではないことが判明しました。
• これまでのところ、クモに咬まれた方は、確認されていません。

参考

 

【写真（今回発見されたセアカゴケグモ）】