更新日:2018年5月16日

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麻しん(はしか)について

麻しんとは

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。主な症状は、発熱、せき、鼻水、眼球結膜の充血、発しんなどです。肺炎などを併発することが知られているほか、1,000人に1人の頻度で起きる重い合併症に「脳炎」があります。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。麻しんは感染力がとても強く、学校や会合など集団生活の場で多数に感染が広がることがあります。春から初夏にかけてが流行期しやすい時期で、連休など人の移動が多い時期には広域に感染拡大するおそれがあります。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

麻しんに感染する機会(麻しん流行地域への渡航、国内推定感染地での滞在、患者と同じ空間共有など)があり、その機会から約10日~12日(潜伏期間)後に発熱等の症状が現れたときは、麻しんの可能性を考慮し他の人への感染を防ぐため、あらかじめ医療機関に連絡のうえ、指示に従って受診しましょう。

麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省ホームページ

麻しんの予防接種

接種の案内

目的

患者として発症する人の多くは、予防接種をまだ受けたことがない人です。

麻しんの最も効果的な対策は、予防接種です。

個人の観点からは、予防接種を受けることにより、感染を予防することができ、万が一発症したとしても重症化するのを防止する効果もあります。

社会の観点からは、予防接種を済ませた人がたくさん増えると、流行の発生を防ぐことができます。

接種方法

確実に麻しんに対する免疫を得るには、2回の予防接種が必要です。

予防接種法によって公費で接種できる対象年齢は、1歳児及び小学校就学前の1年間です。

この定期接種の対象者には、お住まいの市町村から問診票などが配布されます。

定期接種が受けられる医療機関については、お住まいの市町村にお問い合わせください。

 

平成2年4月2日以降に生まれた方については、定期接種として2回接種する機会がありますが、それよりも前に生まれた方については、法令上は1回の接種機会でしたので、麻しんにかかったことがない場合、免疫が少ないか、免疫を持っていない可能性があります。

特に、流行国に渡航するような場合や、医療従事者や学校関係者、保育福祉関係者など、麻しんにかかるリスクの高い方や麻しんにかかることで周りへの影響が大きい場合においては、2回目の予防接種を任意に受けることをお勧めしますので、かかりつけの医師にご相談ください。
また、麻しんにかかったかどうかや、予防接種歴が不明の場合には抗体検査を受けることを検討してください。

詳しくは、こちらをクリックしてください。

留意事項

麻しんの予防接種に使用されるワクチン(医薬品)には、麻しんワクチン及び麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)があり、いずれも生ワクチンに分類されますので、妊娠中の方は接種を受けることができません。また、接種後2か月は、胎児への影響を考慮し避妊する必要があります。ご注意ください。

定期接種実施状況

麻しん風しん予防接種の実施状況(厚生労働省ホームページ)

医療関係者の皆様へ-麻しんの検査に関するお願い-

患者に麻しん様症状があっても、臨床上類似する猩紅熱、風しん、突発性発しんなどとの鑑別が困難な場合があります。

また、診断には麻しんのIgM抗体の検出が有効ですが、伝染性紅斑や発疹性ウイルス疾患など麻しん以外の症例でも陽性になることが報告されており、より精度の高い検査診断が必要になっています。

そのため、麻しんと診断した場合は、「臨床診断」として速やかに保健所へ届出ていただき、民間の検査機関でのIgM抗体等の測定とともに、行政のPCR検査に御協力いただきますようお願いいたします。

麻しんに関する特定感染症予防指針の改正について

平成24年12月14日に麻しんに関する特定感染症予防指針が一部改正されました。

平成27年度までに麻しんの排除を達成し、世界保健機関の認定を受け、かつ、その後も麻しんの排除の状態を維持することが目標とされました。

詳しくは下記の通知をご覧ください。

平成24年12月14日健感発1214第2号厚生労働省健康局結核感染症課長(PDF:156KB)

新旧対照表(PDF:204KB)

麻しんに関する特定感染症予防指針(PDF:251KB)

参考

 

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部衛生環境研究所 
住所:〒400-0027 甲府市富士見1丁目7-31
電話番号:055(253)6721   ファクス番号:055(253)5637

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