てくてくvol.18
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 山梨県北部の金峰山一帯を中心とする地域から、水晶が産出されたことをきっかけに、研磨や宝飾に関する技術が高まり、山梨のジュエリー産業は誕生しました。その歴史は江戸時代までさかのぼるほど長く、今日まで日本のジュエリー産業をけん引してきました。現在でも山梨は国内有数のジュエリー産地であり、いつの時代も研鑽を重ねた職人たちの精神と技によって発展を続けています。そして今、熟練の職人2人のコラボレーションにより、かつてない輝きをたたえる「甲州貴石切子」が生み出されました。歴史ある産地の新時代を予感させる、その輝きに込めた職人の思いを、宝石研磨士の清水幸雄さんと深澤陽一さんに伺いました。FEATUREさん多面体カットを施した表面職人の誇りを懸けたコラボレーションが放つ輝き甲州貴石切子切り子細工を施した裏面06

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