てくてくvol.18
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01塩山駅北口にあるこの像は、高野山成慶院所蔵の長谷川等伯筆による「武田信玄画像」を参考に製作された。塩山には信玄公の菩提寺である恵林寺もある。05「もったいないじゃん、まだ使えるじゃん、捨てられないじゃん」を合言葉に、地域のお母さんたちが運営している格安リサイクルショップ。06承和9(842)年創建。菅原道真を祭り菅田天神と呼ばれるようになった。国宝「小桜韋威鎧兜大袖付」・別名「楯無鎧(たてなしのよろい)」は武田家が代々受け継いだ重宝。塩山温泉郷武田信玄公像菅田天神社江戸幕府の命を受け、漢方薬の原料となる「甘草」を栽培したことが名前の由来。2月から4月にかけては、ひな飾りと桃の花まつりの会場となる。国重要文化財。 旧高野家住宅甘草屋敷02於曽公園コミュニティーマーケットよってけし甲斐ワイナリー0807県指定史跡於曽屋敷跡につくられた公園。於曽屋敷は、中世豪族屋敷で、周囲には堀があり、土塁上には板塀を巡らせていたと考えられている。向嶽寺03開湯から約650年の小さな温泉郷。武田信玄公の隠し湯ともいわれ、美人の湯としても知られている良泉。昔ながらの温泉郷の静かな風情が味わえる。天保5(1834)年に酒造業を創業したワイナリー。甲州をはじめ、和食に合う上質なワインがそろう。江戸期の土蔵を利用したカフェも併設。04富嶽(富士山)へ向かう寺という意味を持ち、山号を「塩山」と称する。国宝「絹本著色達磨図」など多くの文化財を所蔵。中門は室町時代に建てられた国重要文化財。 「お茶でもどうぞ、よってけし」と笑顔で声をかけてくれたのはコミュニティーマーケット「よってけし」を切り盛りするお母さんたち。手作りのお総菜で、もてなしてくれます。仲間5人が当番制で運営するお店には、地元の人も顔を出し、楽しい憩いの場になっています。「来てくれた人が喜んでくれるのが楽しみで、生きがいなんですよ。塩山に来たら、お茶を飲みによってくださいね。掘り出し物もいっぱいですよ」と明るく話してくれました。かん ぞうかん だ19

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