山梨てくてくvol.10
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FEATURE近年、ニホンジカの著しい増加により森林環境への影響や農作物への被害が全国各地で深刻化する中、山梨県では駆除したニホンジカの有効活用策として印伝の素材に用いる計画をスタート。山梨県産業技術センターが開発した環境負荷の少ない、なめし技術により皮本来の色を生かした純白の印伝用鹿革が実現。県の取り組みに賛同した山本裕輔さんの技が加わり「URUSHINASHIKA(ウルシナシカ)」が生まれました。「URUSHINASHIKA」は漆、鹿、山梨の3つのキーワードを組み合わせ名付けられた。FEATURE印伝は誇り。新しい印伝を探求する 若き伝統工芸士の挑戦10

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