山梨てくてくvol.09
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 彫刻家・渕上照生さんとガラス造形家・カナイ樹美さん夫妻のギャラリー兼工房「ギャラリー オゴン」。早川町に移住して25年になる渕上さんは、地域との関わりを大切にしながら創作活動をする中で、日本一のはんこの里・市川三郷町六郷で印材としても使われている「オノオレカンバ」に出合い、数々の芸術作品を作り出してきました。 「美術学校卒業後は、彫刻家になる決意をしていました。木が手に入りやすい場所に工房を持ちたいと考え、当時の居住地だった東京・品川の区役所に相談に行きました。そこで早川町との間に交流協定があることを知り、それがご縁となり移住がかなったのです。住まいとして借りたのは町内京ケ島地区にある公民館です。この辺りは縄文時代から人が住んでいた所で、畑から縄文土器のかけらが出てくることもあります。この地で暮らし、創作活動を始めて3年ほどたったころから、縄文土器のような自然の中から出てきた形みたいなものを、作品の中に取り入れることができないか、と思うようになりました」創作意欲は自然から受けるここは、そういった場所。渕上 照生ギャラリー オゴン彫刻家さ ん 移住先/早川町14

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