山梨てくてくvol.07
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01登拝者を迎える門、俗界と神聖な富士山の「結界」として建てられた。一之鳥居とも称され、富士山という神の山の鳥居と考えられている。05富士山七合五勺にある烏帽子岩で即身仏となった行者、食行身禄(じきぎょうみろく)像が祭られている小さなお堂。06食行身禄が宿泊した御師宿坊。今でも民宿として営業している。御師の家の特徴的な造りや御師料理など当時の風情を満喫できる。無料休憩所御師町お休み処金鳥居(かなどりい)大国屋02富士山の信仰文化の歴史資料の閲覧や観光情報が入手できる観光案内所。世界遺産構成資産を巡るガイドツアーも受け付けている。北口本宮冨士浅間神社富士山吉田口登山門御師旧外川家住宅金鳥居インフォメーションセンター08北口本宮冨士浅間神社境内、西宮本殿の脇にある富士山頂へ向かう吉田口登山道の起点。6月30日の富士山開山前夜祭では神事も行われる。07世界遺産構成資産。本殿、東宮本殿、西宮本殿は国の重要文化財。富士山の遥拝地であり、富士講では登山道の起点として栄えた。身禄堂03金鳥居から富士山へと続く旧町並みを再現したジオラマが楽しめる。また、富士山にちなんだお土産の販売や湯茶のサービスもある。04世界遺産構成資産。外川家は代々御師を務めてきた。主屋は1768(明和5)年に建造されたもので、国の重要文化財に指定されている。 旧外川家住宅で、外国人観光客の方に出会いました。富士講の行衣を身に着け当時の体験を楽しんだ後も、北口本宮冨士浅間神社へと続く富士みちに点在する当時の面影を、丁寧に見ながら歩いていました。その様子は、富士山の魅力は外国の方の心にも響くものなのだと、感じさせてくれました。17

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