女性消防団員活躍推進ハンドブック
12/20

輝いています。女性消防団員[活動トピックス]市川三郷町消防団女性消防隊町民とのふれあい、地域防災の輪をひろげる市川三郷町消防団女性消防隊。特産品である大塚にんじんの収穫時期に開催される「大塚にんじん収穫祭」。地域住民や遠方から訪れた多くの人々で賑わう会場に市川三郷町消防団女性消防隊員の姿がありました。凛々しい制服に身を包み、優しい笑顔で人々とふれあいながら、災害時の備蓄品についてのアドバイスや防災への意識向上、また女性消防隊の普及PRなどを行っていました。備蓄品の品目に関心を持つお年寄りや女性消防隊に興味を示す学生や、主婦のみなさんなど、女性消防隊員との会話を通して防災への理解を深めたようです。町民に近い存在として、女性の視点を大切に活動しています。私たち市川三郷町消防団女性消防隊は平成23年に「第20回全国女性消防操法大会」に出場するために設置されました。現在は出初式などの式典時の司会や標員、各種祭典時において来場者に消防団のPR活動や防災・防犯についての呼びかけ、また火災予防運動期間中には防災無線放送や巡回夜警を実施しています。現在は町の職員12名で構成されており、みんな地域のために役立ちたい思いで頑張っています。防災について町民の方とお話しをした時など、みなさんがハッと気づいてくださると、やりがいを感じますし、自分自身も災害への危機感を持つことにつながり、身が引き締まる思いがします。山梨県は比較的災害が少ない地域といわれていますが、災害はいつ起きるかわかりません。災害時の備蓄の大切さなどを町民のみなさんに広め、また私たちも女性消防隊としていざという時にしっかり行動できるよう救急法なども学び、知識や技術をさらに高めていきたいと思っています。そして今後は地域のみなさんにも女性消防隊に入っていただき、一緒に活動をしながら自助・共助・公助の認識を広めて、市川三郷町の安心・安全な暮らしを支えていければと思っています。渡邊隊長(右) 芦沢隊員(左)❶スマートフォンまたはタブレットに「Layar」のARアプリをダウンロード(無料)❷アプリを起動❸この写真にかざした後、画面をタップすると、動画が再生されます。Layar(レイヤー)動画を見てみよう12

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る