山梨県職員ガイド2019
5/12

YAMANASHI PREFECTURE 2019山梨県職員ガイド201904職種別・職員の声ひとくちに「県職員」と言っても、仕事内容はさまざま。それぞれの専門分野を持った、多様な“職種”の職員が、日夜、行政課題に取り組んでいます。ここでは「職員の声」を通じて、その一部を紹介します。県職員を志望した理由は? 「誰かのために」「故郷山梨のために」という思いから、卒業後は山梨に戻り県内の放送局で働いていましたが、情報を発信することで行政を動かすよりも、その中に飛び込んで主体となって自ら汗をかきたい!動かすのではなく、動きたい!という強い思いが湧き上がり、県職員への転職を決意しました。現在の仕事の内容は? 道路建設に必要な土地(用地)を買収する仕事をしています。地権者(土地や建物の所有者)の方や民間企業、市町村等との用地交渉、補償説明、契約・支払事務、法務局や税務署等との関係機関協議を行っています。仕事と私生活(家庭)との両立は? 自分で仕事のスケジュールを組むことができる職場が多く、プライベートな予定も調整しやすいと思います。仕事終わりや休日には上司や同僚、同期仲間や地元の同級生と、飲み会、バーベキュー、登山、温泉、旅行……。仕事と私生活は相関関係、どちらにも全力で取り組んでいます。県職員を目指している方へのメッセージ 県庁の仕事は華やかなものばかりではなく、こつこつと根気強く取り組む地道な作業も多いです。しかし、そのひとつひとつが、誰かのためになっていると信じられる場所です。山梨の魅力を感じながら、職場の仲間と力を合わせて新たな魅力を創造していく。そんな楽しい仕事を共にできる日を心待ちにしています。現在の仕事の内容は? 職員の福利厚生に携わる共済業務を担当しています。主に、公的年金の請求事務や年金受給者の応対、職員の生活設計(ライフプラン)のための広報、共済職員の給与事務を行っています。警察行政職の魅力は? 仕事内容は、警察活動で必要となる物品の発注や支払い、予算の管理、職員の給与や旅費の支給、遺失物の管理や運転免許証の更新手続など多岐にわたります。様々な分野における適正な処理が警察組織の基盤となり、“安心・安全なやまなし”の構築につながります。仕事と私生活(家庭)との両立は? 家庭との両立を図るため、仕事は、執務時間内に集中して行うことを心掛けています。仕事柄デスクワークがほとんどですので、帰宅後のウォーキングによる気分転換も大切にしています。また、夏季休暇や年次有給休暇を利用し、夫と旅行に出かけることも楽しみのひとつです。県職員を目指している方へのメッセージ 警察行政職の仕事は多岐にわたるため、皆さんの能力を活かせる場が必ずあると思います。警察の仕事に興味がある方、県民の安心・安全のために働きたい方をお待ちしています。県職員を志望した理由は? 自分が生まれ育った山梨県のために働きたい、これからの子どもたちの成長に役立つことができる仕事がしたい、という思いから、学校で働くことを考え、小中学校事務職員を志望しました。現在の仕事の内容は? 予算編成・執行事務、給与・旅費事務、文書収受・発送事務、学籍事務など行政職としての仕事が多岐にわたります。職員室での仕事が中心のため、来客・電話の対応といった窓口業務も行います。また、学校行事に参加し、児童生徒ともふれあう機会もあり、学校全体に関わる仕事をしています。県職員になってみての感想は? 想像していたよりも学校職員の一員として各種学校行事への参加や施設の修繕など、学校全体に関わる仕事が多いことや、保護者だけでなく講師や業者の方など様々な人とコミュニケーションをとる機会が多いことに驚きました。県職員を目指している方へのメッセージ 学校事務職員は基本的に1校に1人しかいない職種です。仕事でわからないことや不安なことがあれば、近隣の学校事務の先輩方が優しく相談に乗ってくれます。また、新採用研修やマンツーマンの指導もあり、未経験でも心配のない環境です。これからの子どもたちのために一緒に働けることを心待ちにしています。現在の仕事の内容は? 児童養護担当に所属し、虐待等により施設や里親へ措置された子ども達に関わる業務に携わっています。児童福祉施設の整備や指導監督、児童の入所に伴う保護者負担金の徴収及び滞納整理業務の他、児童虐待を防止するための対策として、街頭キャンペーンや研修会の開催、メディアを通した啓発活動等、業務内容は多岐に渡ります。現在取り組んでいる仕事のやりがいは? 現在の業務では、痛ましい虐待のケース内容に触れることも多く、異動直後は気持ちが入り込み、暗然とすることもありました。しかし、施設の職員や保護者とのやり取りを重ねる度、業務の責任の重さを感じると共に、私たちが考え実行することは、子ども達の笑顔に直結すると実感し、今では大きなやりがいを感じています。仕事と私生活(家庭)との両立は? 8歳と5歳の2人の子どもがいます。県は子育て支援制度が整っており、周囲の理解が得やすく、子育て中の職員は特別な存在ではありません。休日は主に家族との時間を大切にしますが、“じぶん時間”も仕事の質の向上、家庭との両立に繋がります。友人との食事や習い事、音楽ライブへ足を運ぶ等、心身のリフレッシュは両立への活力となっています。県職員を目指している方へのメッセージ 行政職の仕事は、一見すると受身的な仕事と思われがちですが、実際は職員個々の意欲や想像力が不可欠です。あらゆる問題や課題に主体的に取り組み、山梨県の豊かな未来を共に創り上げましょう。気概と熱意に溢れた皆さんと、共に働ける日を楽しみにしています!厚生課 主任山口 麻里子育て支援課 主任清水 愛都留市立谷村第一小学校 事務職員望月 俊晴行 政警察行政行 政学校事務新環状道路建設事務所 主事矢笠 智也採用年度平成26年度経験した所属新環状・西関東道路建設事務所(現所属)子育て支援課採用年度平成22年度経験した所属日下部警察署甲府警察署採用年度平成16年度経験した所属中北地域県民センター教育庁福利給与課総合県税事務所 など採用年度平成28年度経験した所属都留市立谷村第一小学校(現在)

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る