山梨県職員ガイド2019
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09YAMANASHI PREFECTURE 2019山梨県職員ガイド2019能力開発研修(問題解決力養成研修、企画創造力研修、簿記会計研修 等)採用1年目新任職員研修主事・技師研修新任主任研修女性キャリアアップ研修政策形成能力向上研修Ⅰ政策形成能力向上研修Ⅱ育休後職員研修 等その他新任副主査研修新任所属長研修新任課長補佐・出先課長研修新任総括課長補佐・出先次長等研修新任職員研修(2年目フォローアップ)採用2年目階層別研修特別研修主 事技 師総括課長補佐出先次長等主 任副主査主 査副主幹所属長課長補佐出先課長主幹派遣研修研修制度 新採用職員から幹部職員まで幅広い層に対し、多種多様な研修メニューを用意しています。 各階層で求められる能力を身につけるための研修をはじめ、新採用職員を対象にした宿泊研修や体験研修、より高度な能力の養成や知識の習得を目的とした能力開発研修、自己啓発を促すための通信教育などへの受講費補助など、職員のやる気に応える研修メニューが充実しています(平成30年度の実施内容です。内容は変更する場合があります。)。新任職員研修(全9回) 県民のために働く県職員としての意識を確立し、県職員としての基礎を身につけ、職場への適応力を高めることを目指します(平成30年度の実施内容です。内容は変更する場合があります。)。4月~9月 前期研修(全7回)10~12月 後期研修(全2回)知事講話、公務員倫理、実務基礎(財務会計・文書事務)、情報セキュリティ、接遇、財政・予算、税務・税制、宿泊研修、政策形成演習、福祉体験、災害対応体験、富士山体験、NPO体験、ふり返り研修 等接遇応用・クレーム対応、先輩職員意見交換会、研修修了式 等派遣研修 県の組織を離れ、異なった組織風土や業務内容を経験することによって、幅広い視野や柔軟な思考力を養成し、高度な専門知識を習得するために、❶中央省庁・自治大学校・民間企業  ❷海外派遣での長期研修を実施しています(平成30年度の実施内容です。内容は変更する場合があります。)。派遣研修先㈱JTBグローバルマーケティング&トラベル(平成21年度)森林環境総務課 主任矢川 潤美(行政・平成17年度採用) 派遣先のJTBグローバルマーケティング&トラベルは、訪日外国人旅行客に特化した旅行会社で、私は地方自治体等を対象にコンサルティングや調査を行う部門に配属され、1年間研修を受けました。 ここでは、自治体等から依頼を受け、訪日外国人旅行客に地域の魅力をPRするための現地調査やモニターツアーの実施など様々な業務を経験しました。業務内容はもちろん、企業文化の違いや仕事のスピード、意思決定過程の相違など戸惑うこともたくさんありましたが、新しい環境に飛び込み、挑戦するという経験を経て、視野を広げることができたと感じています。 様々な人との出会いも大きな収穫でした。多様な経歴を持った人たちの交流は今でも財産となっています。県職員は職場の異動が多く、新しく覚えることの連続ですが、この研修の時に頂いたアドバイスや気づきが今も糧になっています。今後もこの経験を業務に活かしていきたいと思います。派遣研修先(一財)地域活性化センター(平成24、25年度)私学・科学振興課 主任塚田 晃司(行政・平成19年度採用) 入庁後、県庁職員としての視野を拡げるため「一度は県庁以外の別組織で業務経験を積んでみたい」と漠然と考えていた私に、当時の職場の上司から派遣研修を勧められた時に迷いはありませんでした。 地域活性化センターはその名のとおり、「地方創生」「地域活性化」を目指す全国の地方自治体等を支援する組織で、自治体からの派遣職員、総務省や民間企業からの出向者などで構成され、まさに私の目的に合致する職場でした。 配属先では、地域活性化に意欲のある自治体職員や民間団体の職員を対象に、地域のリーダーを養成する研修事業を担当し、研修生、講師、会場等との連絡調整や研修当日の運営などの業務を行いました。また、全国各地に出張する機会も多く、研修事業や出張を通して、様々な立場の人に出会い、お話をする機会が数多くありました。 このことは、私に新たな気づきを与え、県庁職員として、人間としての「幅」が広がったと感じており、2年間の派遣研修の成果は私の大きな財産となっています。研修者の声研修者の声

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