山梨県職員ガイド2017
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ひとくちに「県職員」と言っても、仕事内容はさまざま。それぞれの専門分野をもとにした、多様な“職種”の職員が、日夜、行政課題に取り組んでいます。ここでは「職員の声」を通じて、その一部を紹介します。 大学では環境教育を専攻し、いろいろな講演会やシンポジウムに参加していました。地方自治体の実践を聞いたり担当者と意見交換したりする中で、地方行政の面白さや魅力を感じ、生まれ育った山梨県を志望しました。 笛吹市にある総合県税事務所で、法人(会社等)の県民税・事業税に関する業務を担当しています。具体的には、県内で事業活動を行なっている法人から提出される税金の申告書の内容確認、指導及び課税処理を行なっています。 一言で行政職といっても仕事内容は多岐に渡っています。今年度、初めての異動を経験しましたが、別の仕事に就いたという印象です。それゆえ、様々な分野に関わることができ、その都度新しい知識を吸収できて、それがとても面白いと感じます。大変な仕事もありますが、素晴らしい上司・同僚に恵まれて、とても楽しく働くことができています。 昨年、上司から言われ、印象に残っている言葉があります。「自分に変化がないと感じたら、学んでいないということ。自分が変わるということは、成長しているということ。」 これから、大きく社会が動き大変なこともあると思いますが、常に必要なことを学び続け、山梨県のために自分のできることを考えながら、目の前の仕事を丁寧にやっていきたいと思っています。 現在の仕事は、県警察職員の人事管理業務と警察官・警察行政職員の採用業務(採用説明会、採用試験の実施)などです。 警察行政職は、警察本部や警察署の全ての所属において勤務しています。その業務は非常に多岐にわたり、予算管理や出納事務などの会計部門、職員の福利厚生や健康管理、情報管理業務、運転免許や遺失物・拾得物の窓口業務、また指紋、足跡などの鑑識鑑定業務などがあります。人事異動を通じて、これらのたくさんの専門業務に携わり経験を積むことで、自らのスキルアップは勿論、仕事のやりがいや責任も多く感じることができます。そして、一番の魅力は、警察官とともに、幅広い業務を通じて、公共の安全と秩序の維持という熱く崇高な使命感を持って働き続けられることだと思います。 警察署勤務の際に免許証の更新や再交付の受付等の窓口業務を経験できたことは、とても良い経験になったと思います。窓口で県民の皆様と直に接することで、相手の立場に立って分かりやすく親切に説明すること、周囲に気配りをする姿勢が身につきました。 親切・丁寧を心掛けて業務を行うことで、「ありがとう」という言葉が返ってきて、嬉しさと達成感を感じることができました。また、県民と警察の架け橋であるカラーガード隊に在籍していた際には、コンサートの場などで多くの県民の皆様と接して、警察活動を行うことができ、これも警察ならではの良い経験を積ませていただきました。             私は、一生の職業を考えたとき、山梨県民の安全な暮らしを守る仕事に就きたいと考えて山梨県警察の警察行政職員を目指すことにしました。多岐に渡る警察業務や警察組織を支える大きな柱である警察行政の仕事に、私は誇りを持っています。ぜひ、一緒に、山梨県のために働きましょう。 突然ですが、皆さんは甲州市をPRするキャンペーンガールをご存じですか?私は大学3年間この活動に参加する中で、地元の良さを再認識するとともに、山梨に興味を持ってくれている方がたくさんいることを知ることができました。このときの経験がきっかけで、地元の活性化や山梨の発展に携わる仕事がしたいと思い県職員を志望しました。 現在の所属では、林業の担い手の確保や支援、労働安全衛生に関する業務などを行っています。関係団体への補助金交付事務や事業執行の調整役が主ですが、時には実際に山の現場に行き、安全パトロールなどの労働災害防止の啓発活動も行っています。 何事にもチャレンジする心を忘れずに、「できない」ではなく、「どうすればできるのか」「こうすればできる」という常に前向きな気持ちで仕事に取り組んでいきたいと思います。 入庁して一番に感じたことは、人と人との繋がりの大切さであり、信頼関係がある中で仕事ができることのありがたさです。是非、いろんな方との出会いや繋がりを大切にしてください。皆さんと繋がる日を心待ちにしています。  自分の生まれ育った山梨県のために働きたいという思いと、子どもが好きで、教育に関わる仕事がしたいという思いから、小中学校の事務職員を志望しました。 学校事務職員は、学校で唯一の行政職です。主な仕事は、予算編成・執行、給与事務、文書収受・発送、学籍事務など様々です。また、職員室での仕事が主なので、来客、電話の対応など学校の窓口のような仕事もしています。そのほか学校行事への参加、清掃の指導等、児童生徒との関わりもあります。 事務職員というと、事務室で黙々と仕事をしているイメージがありましたが、先生方や、外部の学校関係者との関わりが多く、コミュニケーションが必要とされる仕事だと働く中で実感しています。 基本的には職場に1名しかいない職種なので不安に思うかもしれませんが、近隣の学校の先輩方による新採用者をサポートする体制が整っているうえ、1年間マンツーマンで指導を担当して下さる方もいます。また新採用者向けの研修も充実しているので、安心して勤務することができると思います。なにより、子どもたちの成長する姿を見ながら仕事ができる学校という職場は、楽しく、元気がもらえます。皆さんと共に働ける日を心待ちにしています!経験した所属経験した所属経験した所属経験した所属・教育庁総務課・南甲府警察署・韮崎警察署 ・警察学校・富士吉田市立富士見台 中学校(現在)・中北保健福祉事務所・甲府南高校採用年度平成26年度採用年度平成17年度採用年度平成22年度採用年度平成27年度行 政警察行政行 政学校事務総合県税事務所主事警察本部警務課主任林業振興課主事富士吉田市立富士見台中学校 事務職員加賀美 啓坂田 理恵三宅 早紀坪 竜太朗04山梨県職員ガイド 2017職種別・職員の声県職員を志望した理由は?県職員を志望した理由は?県職員を志望した理由は?現在の仕事の内容は?現在の仕事の内容は?警察行政職の魅力は?これまでの仕事で印象に残っていることは?県職員を目指している方へのメッセージ県職員を目指している方へのメッセージ現在の仕事の内容は?現在の仕事の内容は?今後の抱負は?県職員になってみての感想は?県職員になってみての感想は?今後の抱負は?県職員を目指している方へのメッセージ

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