山梨県職員ガイド2017
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仕事と家庭の両立を支援する諸制度わたしのライフワーク・バランス~仕事と家庭生活・子育ての両立を目指して、各種制度が設けられています。~婚姻休暇分べん休暇男性職員の育児参加休暇配偶者出産休暇子の看護休暇育児休暇育児休業部分休業婚姻の日の5日前の日から当該婚姻の日後6ヶ月を経過する日までの間に5日以内出産予定日の8週間(多胎妊娠の場合は14週間)前の日から出産日の後8週間を経過する日まで配偶者の出産予定日の8週間前の日から出産日の後8週間を経過する日までの間に5日以内配偶者が出産のため入院等する日から出産日の後2週間を経過する日までの間に3日以内中学校就学前の子の看護のために年5日以内(子が2人以上の場合は10日以内)子が生まれた日から満1年6月に達する日までの間に1日2回、それぞれ60分以内子が3歳に達する日まで ※地方職員共済組合から一定の手当金の支給有り子が小学校就学の始期に達するまで、勤務時間の始め又は終わりに1日2時間を超えない範囲内(勤務しない時間分を減額)有給有給有給有給有給有給無給減額主な制度給与○○○○○○○男性○○○○○○女性内 容10山梨県職員ガイド 2017 私は平成7年に土木職として採用され、現在は峡東建設事務所の道路課で、国道や県道の維持管理の仕事をしています。22年間、職場の皆さんや家族の協力を得て仕事を続けながら、その間に三人の娘の母となりました。 子供は、上の二人は高校生で、三人目は年が離れた小学生です。私が出産を経験した約20年前と約10年前、そして現在では出産や子育ての環境が徐々に変化し、仕事と子育てを両立するための各種制度が確立され、子育てをしながらも働きやすくなっていると感じます。それと同時に、結婚、出産、育児を進めていくタイミングと仕事とのバランスをとる「選択肢」が広がっていると思います。 特に県庁は、子育てのための新しい制度をいち早く取り入れて浸透させている組織です。制度は権利ですが、それを主張しすぎてはうまくいかないので、周囲への配慮を心がけて、感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいと思っています。 仕事と家庭の両立は、人それぞれで、選んで進んで行くのは自分自身です。人生のその時々に、体と心のバランスをしっかりとって、仕事をする時も、母である時も、そのほか全ての私の時間を、自分らしく、楽しく、より充実したものにしていきたいと思います。【経験した所属】新環状・西関東道路建設事務所道路整備課高速道路推進室(現・高速道路推進課)など峡東建設事務所 主査在原 貴子(土木・平成7年度採用) 東京都八王子市在住で現在は峡東農務事務所に勤務をしています。妻と3歳の娘の3人家族です。 娘が3か月の時から1年間育児休業を取得しました。妻が東京で公認会計士として働いていたため、早期の仕事復帰をサポートしたかったこともありますが、何より私自身が育児に全面的に関わりを持ちたかったため、長期の育児休業の取得を決意しました。 もちろん育児休業の取得にあたっては、男性の育児休業について現場の理解が得られるか、同僚の負担が増えて迷惑にならないかなどの不安もありましたが、職場の皆さんに背中を押してもらい安心して取得することができました。 職場復帰後は妻と保育園の送迎を分担しており、お迎え担当の私は定時に退庁できるよう、以前よりも効率的に仕事に取り組むことができるようになりました。どうしても忙しい時は妻にお願いすることもありますが、いつも家族の時間を多く持てるよう心掛けています。 育児休業を経て、今までにない体験をし、また新しい人とのつながりを持つことができ、視野が広がったと感じています。皆さんにも制度及び環境の整った山梨県庁で充実した生活を過ごして欲しいと思います。【経験した所属】峡南建設事務所企業局総務課峡東農務事務所 主事河西 祐也(行政・平成22年度採用)

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