国文祭公式記録ウェブブック
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通期事業095Yamanashi Kokubunsai「音楽の祭日」(付加事業) みんなで夏至の日に音楽を楽しむイベントとして1982年にフランスで始まった「音楽の祭典」にちなみ、「音楽の祭日」と銘打ち、夏至の日に合わせて甲府市役所駐車場で開催しました。まちなかにおける音楽イベントの雰囲気を醸し出すために、大音量・大人数の団体(太鼓やよさこい等)が出演し、会場を大いに盛り上げてくれました。「まちなかフェスティバル」(付加事業) まちなかステージの集大成として、また、国民文化祭のグランドステージを盛り上げ、グランドフィナーレへと繋げるために、9月末から10月にかけて新規オープンした山梨県防災新館で開催しました。これまでに反響の大きかったまちなかアーティストが一堂に集結し、会場を盛り上げました。  平成24年10月1日から平成25年9月30日にかけて募集したアーティストバンク登録者は、予想を上回る、合計で151組のアーティスト(ポップス、ロック、ジャズ、フォークソング、アコースティック楽器演奏、和楽器演奏、フラダンス、ヒップホップダンス、ベリーダンス、民族舞踊、大道芸、カポエィラ など)に上り、個性豊かで多彩なステージを披露しました。 まちなかステージ出演者及び観覧者にアンケートを実施したところ、出演者からは、「緊張したが、楽しく踊れた」「ステージに出演できて嬉しかった」「他のアーティストや観客の方々と交流できて良かった」「このようなイベントを続けてほしい」等の前向きな意見が多く、また、観覧者からは、「山梨県を盛り上げるためにこのようなイベントを続けてほしい」「心が癒された」などの感想をいただきました。 会場の折衝やスケジュールの調整、アーティストとの交渉、会場設営等、事前準備は非常に根気のいる作業ですが、アンケート結果にも見られるようにたいへんに手応えが感じられる事業となりました。 国民文化祭を契機として、今後このようなイベントを自ら企画・運営する方が増え、「あれっ何かやってるな。せっかくだから聴いていこう」というようなステージが県内各地で開催され、街に賑わいが創られるとともに本県の文化の向上に繋がっていくことを期待します。■ まとめ

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