国文祭公式記録ウェブブック
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通期事業090Yamanashi Kokubunsai 創作活動を身近なものとして感じていただくとともに、世代を超え多くの人々に楽しんでいただくことを目的として、身の回りの自然物や人工の材料を活用した誰もが気軽に参加できるイベントを、集客が見込まれるイベントやショッピングセンターなどで週末を中心に開催しました。 また、シンボリックな造形物を人通りの多い駅前等で制作し、会期を通じて展示することで、国民文化祭の開催期間中の盛り上げにつなげていきました。 やまなし造形遊びは、次の5カテゴリーで実施しました。  ○「みんなで造形遊び」…FSC認証材で作った積み木 7,000個を使い、みんなで力を合わせてさまざまなものをつくる積み木遊びを、県内のショッピングセンターや県内各地のイベント会場で実施しました。 ○「いつでも造形遊び」…不要になった段ボールやペットボトル、布などで思い思いのものを作って楽しむオープンアトリエを、夏休み期間中、県立図書館に開設しました。 ○「どこでも造形遊び」…色とりどりのカラーポリ袋でさまざまな作品を創り上げて楽しむアウトリーチ活動を、県内のショッピングセンターや県内各地のイベント会場で実施しました。また、県立美術館主催のアウトリーチ型ワークショップを、国民文化祭イベントとして位置付けて実施しました。 ○「まちなか美術館」…美術館などに足を運ぶことなく誰もが気軽に芸術・文化を楽しむことができるイベントをまちなかで実施しました。具体的には、県立図書館ガラス面に国民文化祭オープニングイベントやテーマ曲を紹介したDVD映像、造形遊びでの制作作品や参加者の制作風景を投影したり、県内の病院待合室に小中学校生徒が授業で制作した造形作品などを展示しました。 ○「おどろき造形遊び」…国内外で活躍する芸術家が想像をはるかに超えた作品をまちなかで制作し、展示するイベントを実施しました。具体的には、2月から3月にかけて甲府駅北口広場に県産材丸太およそ2,000本を組み上げた巨大オブジェを作り、国民文化祭の会期終了となる11月まで展示したほか、県内の竹林オーナーから提供された竹でやまなし造形遊び■ 開催日/平成25年1月12日(土)~11月10日(日)■ 開催場所/県内各所■ 開催趣旨・状況

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