国文祭公式記録ウェブブック
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秋のステージ-実りの感謝、次代へ。-081Yamanashi Kokubunsai前に進むことを子どもの演者が伝えました。 その他、会場受付付近には、迎え花「花暦~そして未来へ~」が1年を振り返る見事な創作で観覧者を出迎え、2階ホワイエでは、呈茶のおもてなしがありました。 通年開催とした富士の国やまなし国文祭は、季節ごとに、山梨のきらめきを五感いっぱいに味わえるような祭典をめざしてきました。身近にありながら、普段気がつかなかった文化を改めて感じることのできる機会づくり、暮らしの中の文化をみつめ、様々な枠組みをこえて、魅力あふれるふるさとづくりとつなげることをめざしてきました。また、次代を担う子どもたちや若い人達が文化に触れることや、文化を継承することも大切な視点としてきました。 閉会式では、各事業を振り返るとともに、メッセージ「山峡の彼方へ」の中で、山梨で古くから受け継がれてきた文化から現代の文化まで、次代に引き継ぐことを宣言しました。 国民文化祭閉幕後には、日本を代表する文化人が本県に集結する「エンジン01文化戦略会議 オープンカレッジin甲府」や「全国障害者芸術・文化祭」の開催など、引き続いて山梨での文化イベントが控えていて、国民文化祭を契機にこれまでの文化だけではなく、こうしたイベントを通じ、新しい文化を受け入れ、育み発展させていくことも重要だと認識しました。 また、出演者だけでなく多くのボランティアスタッフの皆さんに支えられての通年開催の閉幕の舞台となりましたが、ボランティアスタッフの皆さんには1年間関わり続けていただいた方々が多く、文化を支え、人を繋ぎ、その果たした役割は、とても大きなものがありました。ここにも国民文化祭を■ まとめ国民文化祭実行委員会顧問三浦朱門第28回国民文化祭山梨県実行委員会会長山梨県知事 横内正明第29回国民文化祭秋田県実行委員会会長秋田県知事 佐竹敬久

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