国文祭公式記録ウェブブック
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秋のステージ-実りの感謝、次代へ。-080Yamanashi Kokubunsai 「文化の風とあそぶ~みつめる・こえる・つなげる」をテーマに303日間にわたり繰り広げられた第28回国民文化祭・やまなし2013の閉幕を告げる「総合フェスティバル(閉会式・フィナーレ)」を11月10日に富士吉田市で開催しました。1月の「山峡の黎明」にはじまり、「山峡の掉尾」と題した閉会式では、大勢の子どもたちとともに各事業を振り返り、イメージソングを歌い納め、山梨の文化を繋いでゆくメッセージを発信して、次期開催地秋田県に国民文化祭旗を引き継ぎました。  閉会式は、甲府市出身の演出家望月純吉氏の演出で「山峡の掉尾」~繋がれ、明日へ。子どもたちの未来をのせて~のテーマの下、多くの子どもたちが準備を重ねてきました。 プロローグ「大きな実りのなかで」の舞台は、銀杏の木のある公園。幼児から年配者までの県内演劇関係者が、国民文化祭の一年を、エピソードや思い出を語りながら、映像や音楽を交えて振り返りました。チャイルドフッドが、富士学苑中学高等学校ジャズバンド部の演奏で出演者全員とイメージソングを歌いました。 式典は、子どもとダンサーたちの誘導で、三浦朱門国民文化祭実行委員会顧問、横内正明山梨県知事、佐竹敬久秋田県知事が登壇して、主催者挨拶のあと、出演者によるメッセージ「山峡の彼方へ」の発信、国民文化祭旗の引き継ぎ、次期開催県秋田県知事の挨拶、秋田県の映像紹介とアトラクションとなりました。 フィナーレは、「旅立ちの日」と題し、旅をする子どもと母と祖父が自然界の様々なエレメントに出会いながら、女神に出会い、光の玉を受け取って未来に放つという舞台でした。音楽と踊りと映像に演劇を交え、受け継ぎ、繋ぐこと、総合フェスティバル(閉会式・フィナーレ)■ 開催日/平成25年11月10日(日)■ 開催場所/富士五湖文化センター(ふじさんホール)■ 開催趣旨・状況

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