国文祭公式記録ウェブブック
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秋のステージ-実りの感謝、次代へ。-068Yamanashi Kokubunsai 通年で開催された第28回国民文化祭・やまなし2013の集大成とも言えるグランドステージの開幕となる「総合フェスティバル・開会式」は、本県出身の小林一三氏が宝塚歌劇団を創設してから100周年の節目の年となることにちなみ、宝塚歌劇団OG5名と本県の文化団体が共演する華やかなステージを展開しました。 初めに、本県芸術文化協会日本舞踊部門部門長の花柳彩三郎さん、副部門長の花柳鶯香さんによる「義太夫 猩々」を演じ、総合フェスティバル・開会式に県内外から訪れた皆様に歓迎の意を表しました。 プロローグでは、全国初の通年開催となった「富士の国やまなし国文祭」の開幕からグランドステージまでを映像で振り返り、これまでの軌跡をご覧いただきました。 開幕式典では、青柳正規文化庁長官、横内正明山梨県知事から主催者挨拶があり、棚本邦由山梨県議会議長から歓迎の言葉が述べられました。式典後には、富士の国やまなし国文祭のイメージソング「私の好きな街」を中島睦明さんの編曲、辻博之さん指揮、イルミナートフィルハーモニーオーケストラの演奏でチャイルドフッドとともに披露しました。 その後、富士の国やまなし国文祭の開催と富士山の世界遺産登録を記念して、佐藤眞さん作曲、林望さん作詞のオーケストラと混声合唱のための交響詩「富士」~富士讃仰を、世界で活躍する指揮者、西本智実さんとイルミナートフィルハーモニーオーケストラ、山梨県内合唱団の皆さんが演奏し、富士山に対する畏敬の念と、富士山に抱かれ育んできた山梨県の文化の輝きを堪能いただきました。 メインパフォーマンスでは、富士の国やまなし国文祭の総合フェスティバル(開会式)■ 開催日/平成25年10月26日(土)■ 開催場所/コラニー文化ホール■ 開催趣旨・状況

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