国文祭公式記録ウェブブック
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冬のステージ-ふるさとの祈り、息づく。-035Yamanashi Kokubunsaiた映像、フライングと先進的な技術を使いながら、子どもたちが文化の旅をする通年開催のストーリーを予感させる舞台となりました。 式典では、文化庁長官及び山梨県知事が国民文化祭の通年開催の意義と期待をこめて挨拶を行ない、303日間の会期を通じて山梨ならではの文化の発信と「文化の風とあそぶ〜みつめる・こえる・つなげる」の具現化を唱えました。 総合舞台は、山梨県芸術文化協会の各舞台部門が2年近い準備期間を経て、質の高い舞台となりました。 オーケストラをバックに、詠まれる和歌や、場面ごとにバレエや日舞、演劇、合唱、太鼓、邦楽、民謡民舞、吟剣詩舞が彩りを添えながら、かぐや姫と帝を引き立てていく演出は、総合舞台ならではのものでした。また、舞台美術の素晴らしさも総合舞台のスケールを大きくしました。 この総合舞台は、他県にはほとんど見られないものであり、分野の異なる芸術文化団体が融合した取り組みとして、本県の文化力のますますの向上が期待されます。 また、会場では多くのボランティアスタッフが来場者の対応にあたり、開幕式を支えていただきました。国民文化祭実行委員会会長文化庁長官 近藤誠一第28回国民文化祭山梨県実行委員会会長山梨県知事 横内正明山梨県議会議長 浅川力三

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