国文祭公式記録ウェブブック
314/340

その他312Yamanashi Kokubunsai 多様な日本文化の発信と海外文化との相互交流を目的として、山梨県と縁のある国々から文化団体を招へいし、国際交流事業を実施しました。 文化交流団は、国民文化祭への参加を通して多くの県民の皆さんと交流の輪を広げました。 夏のステージでは、山梨県の姉妹地域である大韓民国忠清北道及びブラジル共和国連邦ミナス・ジェライス州から伝統舞踊の「サムルノリ モルゲ」(韓国)と民族・伝統舞踊の「グルポ フォルコーリコ アルアンダ」(ブラジル)が来日し、6月30日に開催したオープニングイベントにおいて皇太子殿下ご臨席のもと華やかでダイナミックな伝統舞踊を披露しました。また、7月1日には山梨県立図書館の多目的ホールで国際舞踊フェスタを開催し、満員の観客を魅了しました。 秋のステージでは、同じく本県の友好県省である中華人民共和国四川省から、伝統音楽の「天姿国楽」が来日し、11月2日〜4日に開催した文化まるごとフェスティバルワールドミュージックフェスティバルへ出演し、華やかな演奏により観客を魅了しました。 また、同じく秋のステージでは、10月5日に開催された都留市主催事業であるカントリー&ウェスタンコンサートに、都留市の姉妹都市であるアメリカ合衆国テネシー州ヘンダーソンビルからカントリーミュージシャン「クレイグダンカンと仲間達」を招へいし、来場者は本場のカントリーミュージックを味わうことが出来ました。 海外から来県した多数の文化団体による、伝統舞踊・音楽や学校訪問などを通じて県民が海外の文化に直接触れ、理解を深める貴重な機会となりました。 また、海外から来県した団体は、国民文化祭の他のイベントを見学したほか、世界文化遺産に登録された富士山をはじめ県内各地を視察し、多様な日本文化と自然豊かな山梨県の魅力を体感しました。 国際交流事業の成果が、今後の山梨県の国際相互交流への大きな機会となりました。■ 開催趣旨・状況■ まとめ国際交流事業

元のページ  ../index.html#314

このブックを見る