国文祭公式記録ウェブブック
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その他308Yamanashi Kokubunsai 『文化庁メディア芸術祭 山梨展』は、アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガの4部門において、優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルで、毎年世界中から応募があり、国際的なフェスティバルとして評価が高まっている「文化庁メディア芸術祭」の地方展です。 今回の山梨展では、~つながる・かんじる・ひろがる~をテーマに、平成23年度[第15回]文化庁メディア芸術祭の受賞作品を中心に、インタラクティブアート、デジタルフォト、グラフィックアート、ウェブ、アプリケーション、ゲーム、アニメーション、マンガ作品などの中から、実際に触れて、体感できる作品を多く展示しました。 会場も甲府駅周辺の山梨県立図書館、藤村記念館、山梨文化会館、桜座、NHK甲府放送局の5会場とし、甲府の街を散策しながら、メディアアートに触れることが出来るようにしました。また、ワークショップやパフォーマンスなどを甲府駅北口よっちゃばれ広場で開催した富士の国やまなし国文祭冬のステージウェルカムイベントとも連動させ、地元の人々との交流・つながりを体感しながら、来場者(見る人)とクリエイター(作る人)が気軽に芸術にふれあえる展示会としました。 本展では、実際に触れて、体感することが出来る作品を多数展示することにより、「メディア芸術」を身近に感じてもらい、子どもからお年寄りまで、幅広い層に楽しんでもらう事が出来ました。特に親子連れの来場者が多く、親子で楽しむ姿が多く見受けられました。また、作品によっては、作者に来県してもらい、来場者への解説を直接していただくことにより、作品への理解が深まりました。 ワークショップやパフォーマンスは、今回の山梨展に合わせたものとしたことにより、作品に始めて触れる参加者は勿論、指導する作者にも新鮮な感動を持っていただくことが出来ました。 トークショーではアニメ界の重鎮古川タク氏と山梨県出身のアニメーター一瀬皓コ氏を招き、山梨が作品に及ぼした影文化庁メディア芸術祭 山梨展■ 開催日/平成25年1月13日(日)~1月20日(日)■ 開催場所/山梨県立図書館、藤村記念館、山梨文化会館、桜座、NHK甲府放送局■ 開催趣旨・状況■ まとめ

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