国文祭公式記録ウェブブック
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秋のステージ-実りの感謝、次代へ。-290Yamanashi Kokubunsai 全国のアマチュアオーケストラメンバーが、サブテーマ「ジュエリーの街 甲府に響け かがやきのハーモニー」のもと、一堂に会し、ジュニア、大学、一般のステージを2日間に亘り披露しました。 3日は「ジュニアオーケストラの祭典」として、ジュニアオーケストラの5団体の単独ステージとジュニアオーケストラの合同ステージを開催しました。オーケストラの将来を担っていくジュニアの演奏に熱い視線が送られ、またその演奏の質の高さに来場者は感動していました。合同ステージでは、指揮はカルロス・シュピーラー氏、コンサートマスターはレオン・シュピーラー氏を迎え、グリーク作曲「ペールギュント」第1、2組を演奏し、世界的な音楽家との共演に演奏者は胸躍らせていました。 4日は「よっちゃばれオーケストラの祭典」と題して、やまなしジュニアオーケストラの単独ステージ、大学オーケストラの合同ステージ、一般オーケストラの合同ステージを開催しました。やまなしジュニアオーケストラはコンサートマスターにレオン・シュピーラー氏を迎え、ビゼー作曲歌劇「カルメン」組曲の迫力ある演奏を披露しました。大学のステージは、県内3楽団と福井大学医学部管弦楽団の合同オーケストラにより、チャイコフスキー作曲「交響曲第5番」を勇壮な演奏で場内に感動を呼びました。一般のステージは指揮高関健氏、コンサートマスターに山口裕之氏を迎え、若手からベテラン、プロ・アマチュアが一体となり、観客の皆様を魅了しました。 今回の本祭典は、2日間に亘り開催し、特に、初日は次代を担うジュニアオーケストラに力を入れ、県外からも、せたがやジュニアオーケストラ、藤沢ジュニアオーケストラ、ジュニアオーケストラ浜松、NHK名古屋青少年交響楽団、山陽女学院中等部高等部管弦楽部、西宮市少年少女合奏団、神戸市少年少女合奏団、徳島交響楽団ジュニアオーケストラの参加があり、将来を見据えた交流を図ることができました。また開会式においては、ジュニア、大学、一般の出演者が会し、年代を超えた交流を図りながら、本祭典の成功に向けて心をひとつにしました。 3日の「ジュニアオーケストラの祭典」は、各団体ともこれまでの練習の成果が実ったレベルの高い演奏が披露され、来場者が感心する演奏会となり、今後の各団体の活躍が期待される大会となりました。オーケストラの祭典ジュエリーの街 甲府に響け かがやきのハーモニー■ 開催日/平成25年11月3日(日・祝)・11月4日(月・振)■ 開催場所/コラニー文化ホール甲府市音楽■ 開催趣旨・状況■ まとめ

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