国文祭公式記録ウェブブック
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秋のステージ-実りの感謝、次代へ。-268Yamanashi Kokubunsai 全国及び海外の川柳に親しむ人々から広く作品を募集するとともに、愛好者相互の交流を図り、山の都甲府から新たな出会いと絆を創る祭典として開催いたしました。 本祭典に先駆け、山梨県川柳協会の協力のもと、県内市町村教育委員会校長会への川柳PR及び小学校の協力で川柳教室を開催いたしました。また、一般向けの川柳教室を市内公民館及び、新聞記事等で活動を知った市外の方々からも問い合わせがあり、市外でも開催いたしました。その結果、事前投句において小・中学生の部では、参加者数が10,880名と過去最高の参加がありました。県外の小、中学生の多数の応募、県内でのPR活動の結果として国民文化祭をきっかけに、より多くの川柳の芽を植えつけることができました。 大会当日は、高校生、一般の部に424名の参加があり、会場内には陣幕をはり、本県が誇る戦国武将武田一族に扮する手作り甲冑武者が参加者を出向かえました。 午前の部では、開会式に続き小・中学生の部の事前投句の披講、入賞作品の発表・選評と表彰式が行なわれました。昼食時、アトラクションとして、甲府地区広域行政事務組合消防本部音楽隊の演奏、和太鼓演奏と神輿のコラボレーションを行いました。 午後の部は、高校生・一般の部の事前投句、当日投句の披講、入賞作品の発表、選評と表彰式が行われ、盛会のうちに閉幕となりました。 「教科書に川柳を」山梨県川柳協会の上部団体である一般社団法人全日本川柳協会のスローガンを県川柳協会会長から伝えられ、熱い思いを告げられたのは一昨年の8月でした。甲府駅前での早朝街頭PR、県内市町村教育委員会小・中学校校長会でのPR、PRグッズとして作成した冊子「はじめての川柳」を手に市内小学校へのPR、県川柳協会の方々と共に昼夜問わず話し合いを重ね、小・中学生への川柳の浸透を目指してまいりました。小学校から川柳教室の開催の問い合わせを頂いた時には、万感の思いでした。文芸祭「川柳」甲斐の国 薫る文化に馳せる夢 はばたけ川柳■ 開催日/平成25年10月27日(日)■ 開催場所/甲府市総合市民会館山の都アリーナ■ 開催趣旨・状況■ まとめ甲府市文芸

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