国文祭公式記録ウェブブック
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秋のステージ-実りの感謝、次代へ。-254Yamanashi Kokubunsai 食の祭典は、”富士山の恵みに彩られた富士吉田市の歴史と伝統を楽しくおいしく見つめる祭典”をテーマに、郷土食である「吉田のうどん」から江戸時代に富士登山者が食した御師料理まで、富士吉田にまつわるさまざまな食を提供し、富士の麓のまち”富士吉田”をPRすることを目的として開催しました。 10月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり、道の駅を中心に多くの観光客が集まる「リフレふじよしだエリア」と、市内の中心部である「下吉田エリア」の市内2ヶ所にて開催しました。 具体的には、富士山周辺のご当地食などにスポットをあてた「麺と食のフェスティバル」、富士山の地下水など富士吉田ならではの資源に目を向けた「吉田のうまいもの祭り」、その昔富士登山者が食した御師料理を再現した「富士山の食事(御膳)・弁当」の3つの事業を展開しました。 全体として19日土曜日は、天候にも恵まれ各会場とも多くの来場者で賑わい非常に盛況でありました。2日目となった20日日曜日は、朝からあいにくの雨となり、屋外でのイベントが中心ということもあり、各会場とも来場者の出足は鈍く非常に厳しい結果となりました。しかしながら、事前にイベント内容を知った方々が時折強雨となる中でもご来場いただいたことは、イベント内容の充実や広報宣伝活動などが功を奏したのではないかと感じました。 また、各々の事業についても、「麺と食のフェスティバル」は富士山周辺の名物を、「うまいもの祭り<水>」は富士吉田の地下水を、「富士山の食事」は御師料理を、などとテーマを明確にすることによりそれぞれのイベントの特色がはっきりと現れ、非常に充実したものとなりました。特に富士山の食事については、昨年来から市の食生活改善推進員や栄養士、地元御師の家の協力のもと、プレ大会、リハーサルと試行錯誤を重ね、本番では来場者から多くのお褒めの言葉をいただ食の祭典(富士のめぐみ)富士山北口発 富士山感謝祭■ 開催日/平成25年10月19日(土)・10月20日(日)■ 開催場所/リフレふじよしだエリア、下吉田エリア■ 開催趣旨・状況■ まとめ生活文化富士吉田市

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