国文祭公式記録ウェブブック
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秋のステージ-実りの感謝、次代へ。-252Yamanashi Kokubunsai 都留には、「里地・里山・里水」があります。そこには長年に亘って培われてきたくらしが今も息づいています。自然はそこに暮らす人々のつながりを育み、その知恵と文化は人々の心を豊かなものにしてきました。 このような里地、里山、里水という豊かな資源と、それを支えてきた自然、そして現在に引き継がれている人々の生活文化を再評価するフォーラムを開催します。 企画・運営するにあたって企画委員会が組織され、本フォーラムが掲げた「里人がつむぐ都留の知恵」というテーマにふさわしい内容にするために、2年半という月日をかけてじっくりと検討しました。企画委員会は月1回のペースで開催され、精力的な話し合いや準備が進められました。結果として、全国各地の中山間地域での地域づくりを実践されている または参画しようとされている人々が2日間を通して述べ170名の参加者を数え、実践・実験の話題と問題提起を元にして、お互いの知恵を出し合うフォーラムを展開することができました。 具体的には、「ふりかえり」を体験してみて、ふりかえりの内容の濃さと重要性と次なる行動への指南する役割があると認識させられ、現在活動している内容幅の狭さを認識させられた反面、実践に役立つフォーラムであったと参加者よりフィードバックをいただき、「現在に引き継がれている人々の生活文化を再評価する」フォーラム目的を少なからず、達成したものと認識しています。 2日間を通して、参加者は「学べる・気づける」から「役立てる・実践できる」意識へ徐々にではあるが、シフトしていってるように思え、その表情とフィードバックの内容から、主催者と参加者、参加者同士が「つながる」フォーラムとして発展したのではないかと、考えています。里地・里山・里水に関する基調講演や事例報告、分科会を開催。里地・里山・里水元気フォーラム里人がつむぐ都留の知恵■ 開催日/平成25年10月19日(土)・10月20日(日)■ 開催場所/都留文科大学都留市生活文化■ 開催趣旨・状況■ まとめ■ プログラム

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