国文祭公式記録ウェブブック
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夏のステージ-山河、きらめく。-232Yamanashi Kokubunsai 全日本吹奏楽コンクール3年連続出場団体及び各県から推薦された全国を代表する吹奏楽バンドが富士山麓の自然の中で祭典を通じて集い演奏を披露し合う機会を、9月29日に河口湖ステラシアターをメイン会場にして行いました。コンクール3年連続出場団体は、各チームの特徴を出した実績に見合う最高のステージを繰り広げ、来場者が幅広く楽しむ機会を作ることができました。また、山梨県では、この機会に合わせ中学生と高校生に呼び掛け各特別バンドを編成し、約8ヶ月にわたりバンド指導を行った後に、当日の発表へとつなげていきました。この機会を通じて、普段の吹奏楽連盟としての活動以外に広がりを持たせ、幅広い交流の機会を作りました。 また、各出演バンドは北海道から九州まで全国各地から参加があり、実力ある演奏をたくさん楽しむ機会としては山梨県ではこの規模は初めての開催であり、吹奏楽の魅力を広げる機会と位置付け、本番前日と翌日の9月28日、30日には、「河口湖ブラスストリート」と題して、地元ショッピングセンター、遊園地や美術館などでもミニライブをを開催いたしました。 今回のような全国各地から出演チームが訪れる事業は、吹奏楽関係でははじめてのことであり、この事業を推進していくにあたり、山梨県吹奏楽連盟の全面的な協力のもとで、開催できたことたことがとても意義深く、今回のことを踏まえ、同連盟関係者とも深く関わるご縁ができたことは、結果的に地域の子どもたちや関係者にとっても大きい。また、同連盟と相互にできることを補完する事業スタイルが確立された良い機会となりました。また、全日本吹奏楽連盟の協力のもとで、3年連続出場団体を招く仕組みがあったことによって、吹奏楽関係者のみならず、広く一般の方まで実績に見合うレベルの高い演奏に触れる機会が地域で持てたこともとても大きく、小学生、中学生、高校生、大学、職場一般と各世代ごとに楽しめるステージを、参加者各々の年齢ごとに向き合える機会となり、吹奏楽関係者にも参考になる良い機会になりました。 来場者は山梨県のみならず、県外から吹奏楽バンドでまとめてバスで来場し、鑑賞に訪れるチームもありとても話題になりました。前半の最後に海上自衛隊、後半の最後に東京佼成ウインドオーケストラの演奏を一般参加バンドも客席で楽しむ機会も作ることができ、高い演奏技術を楽しむ機会にもなったと同時に朝10時前から休憩を挟み約7時間のステー吹奏楽の祭典富士の裾野に広がれ! 湖面を渡れ! 色とりどりのハーモニー■ 開催日/平成25年9月29日(日)■ 開催場所/河口湖ステラシアター■ まとめ音楽富士河口湖町■ 開催趣旨・状況

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