国文祭公式記録ウェブブック
216/340

夏のステージ-山河、きらめく。-214Yamanashi Kokubunsai  韮崎市は「サッカーのまちにらさき」として、サッカーを中心にスポーツ振興を通じたまちづくりを展開しており、「武田の里にらさき・サッカーフェスティバル」も33回を実施する中で、県内外より、小中学生から高校生、女子、シニアに至る各カテゴリーにおいて多くの方々が参加され、共に汗を流し、交流を深めていただいていますが、国民文化祭を機にサッカー場から東京エレクトロン韮崎文化ホールに会場を移し、スポーツ文化の歴史やスポーツによるまちづくりについて考えるシンポジウムを開催しました。 第1部の基調講演では「スポーツで地域活性化へ」をテーマにスポーツジャーナリストの二宮清純氏より海外の各種スポーツによる地域貢献、テレビ・情報誌では知りえない2020東京オリンピック招致に係る話など、国際色豊かな雰囲気に包まれました。 第2部のパネルディスカッションでは、基調講演を基に地元プロサッカーチームのヴァンフォーレ甲府・ゼネラルマネージャー佐久間悟氏、山梨学院大学准教授でスポーツ経営学等をご担当の長倉富貴氏、2000年シドニー五輪に競泳女子日本代表として出場し、「ハギトモ」の愛称でご活躍された萩原智子氏より、スポーツによる地域貢献、関わりなど様々な視点からお話いただき、今後のスポーツ振興による地域活性化への示俊となる内容となりました。 スポーツは、人生をより豊かにし充実したものとする人間の身体的・精神的な欲求にこたえる世界共通の文化の一つで、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成や個々人の心身の健全な発達に必要不可欠なものであります。 このシンポジウムを通じ現代社会におけるスポーツの果たす意義や役割を再考し、高齢社会を踏まえた明るく豊かでサッカーフェスティバル・スポーツ文化シンポジウム武田の里から「スポーツ文化」の魅力発信■ 開催日/平成25年8月25日(日)■ 開催場所/東京エレクトロン韮崎文化ホール韮崎市文化一般■ 開催趣旨・状況■ まとめ

元のページ  ../index.html#216

このブックを見る