国文祭公式記録ウェブブック
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夏のステージ-山河、きらめく。-210Yamanashi Kokubunsai 日本百名山の甲武信ヶ岳を分水嶺とする三筋の川、山梨県では西沢渓谷から笛吹川、更に富士川へと注ぎ、埼玉県では荒川へ、長野県では千曲川を経て信濃川へと清水が流れています。笛吹川源流まつりは、この流域の2市1村の森林を活用したまちづくりや、源流を同じくする特性を活かした特産品などの開発を考える機会として開催しています。(平成18年度から実施、本年度で8回目) 源流まつり当日は、天候にも恵まれて大勢のお客様をお迎えすることができました。ステージ上での地元保育園児の演技や小学生の太鼓演奏などで大勢の観客を魅了しました。また今回は、市民の協力をいただき、古くから山梨市三富徳和地域に伝わる「徳和天神祭の披露」を行うことができました。ステージ外では、ニジマスのつかみ取り体験、雁坂トンネルミステリーツアー、源流そば処、源流地域の特産品の販売など多彩な催しを行い、多くの方で賑わいました。 本年度で8回目となるこのおまつりに、国民文化祭主催事業ということも手伝って、約5000人の参加をいただき、市内および源流地域の活性化や県内外へのPRにつながりました。また、古くから山梨市三富徳和地域に伝わる「徳和天神祭の披露」を行うことができ、郷土に伝わる民俗芸能の保存伝承の機運がより一層高まり、盛況かつ有意義な祭りとなりました。 今回、おいでいただいた皆さんが源流地域に興味をもち、繰り返し源流地域を訪れて交流していただけることを期待しています。10:00 開会式10:30 三富保育園 園児による遊戯10:50 甲州笛吹童太鼓演奏11:10 篠笛演奏11:30 郷土芸能 徳和天神祭の披露12:10 秩父瑞穂太鼓演奏と書道家による大書書きの共演笛吹川源流まつり笛吹川の源流に息づく故郷■ 開催日/平成25年8月18日(日)■ 開催場所/道の駅みとみ山梨市文化一般■ 開催趣旨・状況■ まとめ■ プログラム

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