国文祭公式記録ウェブブック
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夏のステージ-山河、きらめく。-188Yamanashi Kokubunsai 忍野村では夏のステージにおいて「絵手紙フェスティバル」を開催し、全国から絵手紙作品の公募及び展示を行いました。 「ヘタでいい、ヘタがいい」を信条とする絵手紙は、優劣を競うものではなく絵手紙を通した交流を楽しむものです。そのため「絵手紙フェスティバル」では審査は行わず、規定外を除くすべての作品を展示することとしました。 ありのままの想いを素朴な絵と率直な言葉で表現し、相手に届ける。たった1枚の絵手紙が人の心に光を灯し、素のままの飾らない心の交流が生まれていく。そういった絵手紙から生まれる交流を「絵手紙フェスティバル」の趣旨とし、「絵手紙がつなぐ心とこころ~花の絵手紙の贈り物~」をテーマに設定しました。平成24年10月から平成25年3月31日までの期間作品は全国に公募(1人につき2作品)を行い、全都道府県及び海外から2万7490通の応募がありました。 また、作品の募集にあたっては忍野村内の各種団体に働きかけ、小中学校、自衛隊、婦人会等が絵手紙体験を行いました。絵手紙体験ではインストラクターやボランティアが絵手紙のかき方を教え、その場でかいて応募してもらいました。国文祭並びに絵手紙への関心を高める機会にもなり、村民が一体となって「絵手紙フェスティバル」を開催することができました。 「絵手紙フェスティバル」では、絵手紙の応募総数1万通を目標として前年度から取り組んできました。この目標値は、例年小池邦夫絵手紙美術館で行っている公募展での最大応募数5000通の2倍です。 目標値を達成するため、まず国文祭のPRと作品募集を兼ねて、例年行っている『月刊絵手紙』へのチラシ折込みに加え、各所で絵手紙体験教室を実施しました。絵手紙体験絵手紙フェスティバル絵手紙がつなぐ心とこころ~花の絵手紙の贈り物~■ 開催日/平成25年7月3日(水)~9月8日(日)■ 開催場所/小池邦夫絵手紙美術館 企画展示ホール・情報資料室忍野村美術■ 開催趣旨・状況■ まとめ

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