国文祭公式記録ウェブブック
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017Yamanashi Kokubunsai① 本県文化の再認識と四季を通じた魅力の発信  山梨県の文化に焦点を当てた公立文化施設の記念事業や、食・歴史・民俗などの各市町村の特色ある文  化を生かした事業の実施、さらには、まち歩きの「やまなしフットパス」や季節ごとにテーマを設けて行わ  れたシンポジウムの実施などにより、県民が地域文化を再認識する契機となるとともに、四季を通じて多く  の来場者に本県の魅力を発信しました。② 活発で多彩な文化交流と文化活動への参加の促進  海外からの文化団体の招へいや県外からの参加者・観覧者の来訪などにより、活発で多彩な文化交流が  なされました。また、様々な文化を気軽に体験できる「文化まるごとフェスティバル」、まちなかアーティスト  が音楽・パフォーマンスを披露する「まちなかステージ」、子どもから大人まで一緒に楽しむ「やまなし造形  遊び」などの事業の実施を通じ、県民の文化活動への参加が促進されました。③ 地域の伝統文化の再生と継承  幕絵やどんど焼き、各地域に埋もれていた数々の民俗芸能など、伝統的な地域の文化を復活させる契機と  なるとともに、これらを継承していく気運が高まりました。④ 文化の裾野拡大と次代の文化を担う世代の育成  子ども(小中高生)を主体とした演奏・演技や合唱、文芸発表などの事業の準備から実施までの過程を通  じ、また、「やまなし食のカレンダー」における伝承料理教室などの次代へ文化を継承する事業の実施に  より、文化の裾野が拡大するとともに、次代の文化を担う世代の育成が図られました。⑤ 文化活動の活性化と文化力の向上  県芸術文化協会11部門が結集して創り出した創作総合舞台や、宝塚歌劇団と県内の文化団体がコラボ  レーションした総合フェスティバルは、本県の芸術文化関係者の自信につながりました。また、いくつもの  新たな文化団体が創られたことや、県民が主体となって提案した事業が多数実施されるなど、本県の文化  活動が活性化するとともに、文化力の向上が図られました。① 主催事業 95事業 (ア)出演者総数   1,341団体、30,883人     <内訳> (イ)観客数   2,846,334人 (ウ)公募作品応募状況 応募作品総数(応募者数) 177,543点(71,156人)     <内訳>② 協賛事業   12県 15事業■ 3.成果■ 2.実施状況区 分県 内県 外海 外合 計団体数 869 465 7 1,341人 数19,51011,23014330,883区 分県 内県 外海 外合 計応募作品総数66,175109,5911,777177,543応募者数23,73147,06635971,156概要

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