国文祭公式記録ウェブブック
18/340

016Yamanashi Kokubunsai概要 「第28回国民文化祭・やまなし2013」(愛称「富士の国やまなし国文祭」)は、「文化の風とあそぶ ~ みつめる ・ こえる ・ つなげる」をテーマに、四季折々の豊かな自然や景観、風土、そしてそこに育まれた本県独自の文化のあるがままの姿に触れ、楽しんでいただきたいとの思いから、会期を平成25年1月12日(土)から11月10日(日)までとし、史上初めて通年で開催しました。 さらに会期を、冬・春・夏・秋の四つのステージに分け、各ステージの始めにオープニングウィーク、秋にはグランドステージを設け、それぞれに季節感のある象徴的なイベントを展開するとともに、誰でも気軽に参加できる四つの通期事業を実施するなど、これまでにない取り組みを行いました。 夏のステージのオープニングイベントでは、折しも世界文化遺産に登録された直後の富士山の麓において、皇太子殿下の御臨席のもと、祝賀ムードに溢れたステージを展開するなど、会期中、95の県及び市町村による主催事業のほか、400を上回るイベントが行われ、幅広い世代の方々に参加していただき約284万人の来場者を数え、大いに盛り上がりました。 県民の皆様をはじめ、関係文化団体及び文化庁、県、市町村が連携して実施した「富士の国やまなし国文祭」は、国民の文化活動への参加意欲の喚起と本県の文化力の向上へとつながり、最終日の閉会式に次期開催県の秋田県知事に国民文化祭旗の引き継ぎを行い、303日間の会期の幕を閉じました。(1)名 称    第28回国民文化祭・やまなし2013(2)愛 称    「 富士の国やまなし国文祭 」(3)テーマ    「 文化の風とあそぶ ~ みつめる ・ こえる ・ つなげる 」(4)基本方針   (ア)「暮らしの中の文化」を再発見し、磨きをかけ活用することによって創出した「山梨らしさ」の       魅力を全国に発信していきます。   (イ)既存の枠組みをこえて、誰もが自由に参加できるような仕組みを取り入れ、新たな文化を創造       する契機とします。   (ウ)参加者全員が主人公となり芸術・伝統文化を次代につなげながら交流の輪を広げ、ふるさとづくり       へとつなげていきます。(5)開催期間    平成25年(2013年)1月12日(土)~11月10日(日)[303日間](6)開催地   山梨県内27市町村   甲府市、富士吉田市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、   笛吹市、上野原市、甲州市、中央市、市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町、昭和町、道志村、   西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、小菅村、丹波山村(7)主催者   文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、開催市町村、開催市町村教育委員会、   第28回国民文化祭山梨県実行委員会、第28回国民文化祭市町村実行委員会、   全国及び県内の文化関係団体等■ 1.内容概要

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る