国文祭公式記録ウェブブック
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春のステージ-いのち、萌えたつ。-176Yamanashi Kokubunsai 「よっちゃばれ、甲府の街に煌めく舞台」をテーマに、地元の劇団や演劇愛好家、さらには全国公募劇団による3公演を開催いたしました。 はじめは、平成17年より市内在住者を中心としたワークショップに取組み、甲府市在住の作家水木亮氏、甲府市出身の演出家望月純吉氏のもと市民参加公演の「祝祭」を6月8日、9日の2日間にわたりを公演いたしました。地元山梨の昭和時代の田舎町での人情味溢れる内容で、観客もその時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わい、2日間の公演は満席となりました。 8月3日、4日の全国公募公演は、北は青森県、南は和歌山県と、5劇団から応募があり、県内劇団2団体をあわせ7団体で開催いたしました。一般向け作品を3日、児童向け作品を4日と設定し、迫力ある熱演が感動を呼びました。 11月10日の国民文化祭最終日の公演は、甲府にゆかりのある題材の脚本募集を市内中心に行いました。6作品の応募があり、甲府市在住の作家濃野初美氏の「キャッツ裏見寒話」が企画委員会で決定され、また演出家は、甲府市内に拠点を置くアマチュア劇団の方々で構成されている演劇ネットワークの協力を得る中で、市内在住の小西真彦氏を企画委員会で決定しました。役者、シンガー、ダンサーのオーデションを市内外の方々を対象に募集し、6月15日にオーデションを開催いたしました。約5ヶ月にわたり週3日を基本に役者、シンガー、ダンサーの稽古を行い、今までにない華やかなアマチュア演劇が完成し、大盛況に終えることができました。 今回の演劇公演は、通年開催期間を通じ3公演を甲府市総合市民会館芸術ホールにおいて開催いたしました。市内在住者にとらわれることなく、市外の方々の力を借りての演劇公演は、まさに「演劇の祭典」に相応しい内容となりました。 平成17年から国民文化祭に向けてのワークショップは、アマチュア演劇公演経験者はもとより、未経験者の方々含めて、32名が仕事、家事等の両立で、2ヶ月間、週3回「祝祭」■ 開催趣旨・状況■ まとめ演劇の祭典寄っちゃばれ!甲府の街に煌めく舞台■ 開催日/平成25年6月8日(土)・9日(日)、     8月3日(土)・4日(日)、11月10日(日)■ 開催場所/甲府市総合市民会館芸術ホール甲府市演劇

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