国文祭公式記録ウェブブック
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冬のステージ-ふるさとの祈り、息づく。-144Yamanashi Kokubunsai 「民俗芸能の伝統とこころ つなげよう甲州の地から全国へ」をサブテーマとして、先人たちの暮らしの中から生まれ、その地域で伝承されてきた地域の文化遺産である民俗芸能の伝承者が、その技を広く紹介していくことにより、その地域文化を理解し地域間の交流を深め、民俗芸能を保存、伝承していく祭典です。また山梨県内の道祖神の写真展示、ビデオ放映なども行いました。【県外出演団体】①八戸地方えんぶり連合協議会(青森県)②宇治田楽まつり実行委員会(京都府)③三社祭礼囃子保存会(静岡県)④太地町民芸保存会鯨踊り保存部会(和歌山県)⑤朴ノ木沢念仏剣舞保存会(岩手県)⑥皆白行山流三ヶ尻鹿踊(岩手県)⑦奈良渕小梥神社神楽保存会(栃木県)【県内出演団体】⑧一之瀬高橋春駒保存会(甲州市)  「民俗芸能の祭典」には、県外から7団体、市内から1団体の皆様が出演され、魅力的な民俗芸能を披露していただきました。 開催日は極寒期にあるにも関わらず、また平成24年12月2日に発生した中央道笹子トンネルの崩落事故により、山梨県内は物流・旅客・観光等に大きな影響が出る中、観覧者の減少が危惧されましたが、当日は立ち見が出るほどの方にお越しいただき、ホッと胸を撫で下ろしました。 この国民文化祭を通じて、多くの方々に各地域に伝わる、伝統芸能に対する理解と関心を高めるとともに、「豊かな自然 歴史と文化に彩られた果樹園交流のまち 甲州市」をPR出来たものと思います。またこれら各地域に伝わる貴重な伝統芸能が次世代を担う子どもたちに受け継がれていくことを期待します。民俗芸能の祭典民俗芸能の伝統とこころ つなげよう甲州の地から全国へ■ 開催日/平成25年1月20日(日)■ 開催場所/甲州市民文化会館甲州市伝統芸能■ 開催趣旨・状況■ まとめ

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