国文祭公式記録ウェブブック
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富士の国やまなし国文祭提案事業117Yamanashi Kokubunsai 遊び感覚のワークショップを通じて、子どもたちに和楽器に慣れ親しんでもらおうと企画しました。・子どもを中心とした初心者を対象にした箏、尺八のワークショップ、同じく子どもを中心とした箏、三味線のワークショップを経て、舞台での成果発表・当団の伴奏による、小学生のジュニアコーラス・小中学生のバレエとのコラボレーションの実施・演奏家による箏の演奏、篠笛、三味線の演奏、当団員総出演による大合奏を聴く機会の提供 子どもたちの反応は、和楽器の音色を間近で聴き、音色の違い、種類の多さに興味を示していました。また、実際触れてみて自身で出す音に感動している場面も見受けられました。これを機に続けてみたい、挑戦してみたいと言う子どももいて、邦楽界のすそ野を広げる一端を担えたと感じています。 コーラス、バレエとのコラボレーションでは、お互いにそれぞれの新たな可能性を見出せました。 和楽器のイメージの輪郭が広がったとの感想もいただきました。 以上の観点から当初の目的をほぼ達成できたと考えています。1 さくらさくら、花かげ、うれしいひなまつり2 子の日の遊3 子供の四季4 大きな古時計、Aria、恋はみずいろ5 神仙調舞曲6 風の詩7 春輿8 東北民謡による組曲アンコールふるさと文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、やまなし邦楽合奏団「響鳴」、第28回国民文化祭山梨県実行委員会邦楽と遊ぼう! ~こどもと邦楽の出逢い~■ 開催日/平成25年5月5日(日・祝) ■ 開催場所/コラニー文化ホール 小ホール■ 開催趣旨・状況 アンダルシアの中心都市であるセビリアの街では、毎年スペイン三大祭の一つである「フェリア(春祭り)」がこの時期に開催されます。そのお祭りは、セビリア中の人たちが水玉等の衣装に身を包み街に出てきて、春を祝い、踊りを踊ります。そのお祭りを風土の似た山梨の地でおこない、春の花とあでやかなフラメンコの衣装でフルーツ公園を染め上げ、参加した人も、見に来た人も楽しんでもらいながら文化意識の向上をしてもらい、さらに踊りだけでなく食を通してもスペイン文化に親しんでもらうイベントを行いました。 山梨県内にあるフラメンコ教室7団体にすべてお声掛けをさせていただいた結果、全教室が山梨文化発展、国民文化祭盛り上げのため、そしてフラメンコというスペイン文化を一般に知らせるためなら協力しますということで、快く参加してくれました。このお祭りを通して初めて、山梨フラメンコ界の横のつながりというものができ、山梨のフラメンコ界が一致団結し、今後の山梨におけるフラメンコ文化発展への足掛かりをつかむことができました。 さらに県内だけでなく、東京および長野県の近隣県から参加してくれるチームがあり、近隣県へのつながりを作ることができたと思います。その結果として、参加人数としては当初予定していた100名を大幅に超えて124名という踊り手が参加をする大規模なフラメンコ祭りとなりました。 当日は春のフルーツ公園が最高の景色を見せてくれました。新緑が目に美しく、花々が美しく咲き乱れ、このような景色が、色鮮やかなフラメンコ衣装を着た踊り手が舞い踊る景色と見事にコラボレーションして、当初思い描いていたイメージ以上に素晴らしい景色が実現してくれました。観客についても予定よりもかなり多くの方に来てもらい「楽しかったです」「素晴らしかったです」という声を多くいただきました。エストゥディオ・アンパロ / しのみほチーム / スタジオ・アモール・ミヒータ / 新田道代フラメンコ教室アルボル デ フラメンコ / フィオレ ディ ローサ / フラメンコスタジオ SALIDA / フラメンコスタジオ LO ANDARE / 安田塾OG / ラ・ティエンタ / Rica de Arco 小林理香フラメンコ教室文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、フラメンコスタジオ サリーダ、第28回国民文化祭山梨県実行委員会山梨フラメンコ2013■ 開催日/平成25年5月4日(土・祝) ■ 開催場所/笛吹川フルーツ公園■ 開催趣旨・状況■ まとめ■ 主催■ 出演チーム■ プログラム■ 主催■ まとめ

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